九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

新聞・テレビは報じませんが。        只今

2012年03月30日 18時54分54秒 | Weblog
 長年に亘って原発反対運動を続けてこられた
 福井県の国宝の寺である「明通寺」住職・中嶌哲演さんが、
 「大飯3・4号機ノ再稼働阻止」を訴えて
 26日から福井県庁ロビーで
  断食に入っておられます。

 中嶌住職は、先月、名古屋東別院に来られた時、
 血圧上昇という状況に見舞われたこともあり、
 心配な状況が続いていますが、
 3月いっぱいは続けるとの堅い決意。

 それにしても、マスコミは
 何故、報じないのでしょうか!?

 
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2連勝同士、東京・神戸戦を観て   文科系

2012年03月30日 07時44分58秒 | スポーツ
 これは、前に書いた「仙台・手倉森誠監督」の続編だとして、お読み願いたい。つまり、僕がここで去年から「Jリーグ激変! かってない下克上が起こっている」と書き続けてきた論点に、もう一つ花を添えることになった闘いであると。
 2対0で東京の勝利に終わったこのゲームにはまず、こんな背景、話題性があった。ここまで、ガンバを蹴落とした神戸と、名古屋を負かした東京、いずれも4チームだけになった2連勝同士の対決だった。そして、神戸は、今年Jリーグで最大の補強をしたという意味で今話題のチームなのだ。ガンバから橋本を、鹿島から野沢をと、それぞれが旧チームの柱の1本と言える選手を取っていた。ちなみに、鹿島の零落は野沢の移籍が大いに影響していると僕は観ている。

 さて、東京は、ゲーム前半を監督自身がこう講評したように、良い闘いではなかったと観た。
「東京の、イニシアティブを取るサッカーではなかった。基本的にリアクションサッカーになっていた」
 監督のこの講評は、こういう意味である。
「前後間を縮め高く構えた布陣で、敵ボールを奪い続けて前に行かせず、敵をゴールに押し込める闘い」をしたかったのに、「敵の動きに反応するだけの闘い」になってしまった、と。さてそれでも、こういう強いチームを相手に、さらに上を行く東京の片鱗は随所に観られたのである。

①先ず、体が強く、玉際の競り合いで体の入れ方が非常に厳しいことに僕の目が行った。特に驚いたのが梶山だが、太田とか長谷川とかの新参者も、まるで体の強さに着目して移籍を図ったと思わせるほどに。あわせて、ロングカウンターを全員が走るというように、走力がある。競り合い、当たり合うと倒れるのはいつも神戸のように見えたが、後半では神戸が走り負けていたことの結果ではなかったか。走り負ければ必然、相手にもたれかかるとか引っ張って共倒れとか、そういうことになるわけだ。
②東京の2得点はいずれも、ロング・カウンターによるものだった。「敵陣で敵ボールを奪い取って、速い攻への切り替えからショート・カウンター」が東京の理想なのだから、こんな点にも先に見た監督の不満は関わってこよう。それにしても、前半1得点目のロング・カウンターからのシュートが、いかに組織的によく走り、切れ味鋭いものであったか!その場面を描き出してみよう。
③先ず自陣右でボールを持った石川が猛然と縦に走り出す。同時に平行して、左端でも真ん中も数人が激走していく。センターから三分の一辺りに入った石川、真ん中を並行して走っていた梶山に横パス。その梶山、二人の敵を引きつけ、うち一人の激しい当りにもスピードを落とさず、体を揺るがせさえもせずに、左端を走っていたルーカスに横パス。ルーカスが、ゴール前これと平行に低いセンタリングを折り返すと、これがゴールに向かって右側外を走り込んでいた石川にもう一度届く。石川は、ショートバウンドのこの難しいボールに軽く飛び込むように合わせ、ゴール右端中段ギリギリに決めて見せた。
 こうして、全員が全力走行を繰り広げながら、「右から中、左、そして又右へ」と、フィールドの横幅いっぱいをボールに一往復させるという大スペクタクルを演じて観せてくれたのである。

 東京は強い。上手いと言うよりも、強い。走り勝ち、当たり勝つのは、相手は自由にプレーさせず、自分はより自由を得るということ。各人が全体を見ながらそうできる位置に常に移動しているという組織眼も前提となる。同じくこれらの点を強みとする柏と、今でも既に同格だろう。これから、理想とする「高い位置取りから、敵を押し込むサッカー」が半ばでも完成したら、どんなチームになるのだろうか。東京と同じく3連勝という番狂わせを演じている仙台と並んで、この3チームの闘いは今年本当に見ものだ。

 

 
  
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