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平和はつらいものだが、それに耐えねばならない  渡辺一夫

2012年03月13日 14時48分58秒 | Weblog
橋下・河村さんたちが唱える首都構想。この狙いは何か?

今、政治家の課せられた課題は、不利益をどう配分するのか?という難問。
中京首都圏なるものの狙いは、多分、先に行われた町村合併の拡大版では?

町村合併は、都市部と地方の格差を広げた。
地方への配分を減らして都市部の配分を守ったから。
首都圏構想はこの拡大版に終わる可能性が高い。

それに名古屋や大阪を首都にするには法律の改正が不可欠。
しかし国家を牛耳っている官僚が自分に不利益になるような
ことを妨害するに決まっているから。

現時点の法の枠のなかで行えば、地方への配分を減らし
都市部にまわす結果にしかならない。

それでも、これが実行されれば、公共サービスは都市部でもさらに低下していく。
小さな政府をつくるために公共サービスを民間へ移せば、低下するのは経済的必然。

つまるところ、地方と都市部の低所得者に不利益が配分されることになる。

そうは言えないから、首都圏構想などという大義名分を隠れ蓑にして
実行されようとしている。

もう一つ、大きな特徴は成果主義。実現してナンボの世界観。
強権を伴うやり方がまかり通ろうとしている。
組合つぶしに密告まで義務ずけるやり方は民主主義の大原則に反する。
しかし目に見える結果を求める人たちは、抵抗勢力というメーミングに惑わされて、
強権を許している。
(安部さんのような国家主義者が相乗りしようとしている)

こうした事態への処方箋は、渡辺一夫さんのこの言葉しかない。

   平和はつらいものだが、それに耐えねばならない

しかし国民は辛抱強くないようだ。

橋下さんたちが選挙で勝てば、橋下さんを選ぶ人たちの思惑を
越えていく事態が進む可能性が高い。

日本はポピュリズムに方へ。駆け足前進。
その先は国家主義の牢獄が待っている可能性もある。

ハシズムはどこかで歯止めがかかるのかな?   らくせき




コメント (27)
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