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保安院の大罪(56) 「官僚主権」を見抜けなかった不明   文科系

2012年03月16日 10時11分52秒 | 国内政治・経済・社会問題
 コメントとして書いたものを投稿に格上げします。近頃ここを賑わせてくださっている提言さんからいただいた質問に、恥ずかしながら回答として書いたもの。ちょっと、加筆修正しましたが。

【 提言さんへ
 「もういいよ」という言葉に応えて、僕もこの論議は終わりにします。ただし、今回のこの言葉についても一言。
『ほんの一、二年前まで「民主党政権は揺るぎない(民主党の長期政権が始まる!?)」と断言(妄言)していたような人間と係わっても、まともな議論は無理だよね』
 この点については今の僕にも重大な反省があることを正直に述べたいと思います。このような反省です。

 官僚たちが、自分らが従うべき内閣、行政権に対してここまで乱暴な越権行為を働くとは思いもしなかったということです。
①長妻厚生大臣や、鳩山内閣の外交政策に対してみせたように、平気で内閣命令へのサボタージュをやる。普天間については、影でアメリカに通じるなど、売国行為までやっていた。
②「内閣とは各大臣のことなり」という「方針」の下に、各大臣へのサボタージュをちらつかせつつ1人1人の大臣を各省が落としていき、気に食わぬ内閣は、これを分裂させる。
③岡田とか藤井とかの元官僚の多くは、官僚の放ったスパイ、「クサ」だったことも、今や明々白々。
④そして、こういう「暴力」を背景に結局、菅直人に消費税を飲ませてしまったし、財務省主導の野田内閣を作り上げたし、ここまできてなお原発存続を主導画策している。

 でも正義は勝つ。民主党マニュフェストはまだ残っているし、これを貫くべきという民主党議員たちも150名以上はいるでしょう。まだまだ何が起こるか分かりません。野田と谷垣が組んでさえ、その将来が保証されているとはなりません。官僚たちが示している、ここまでの対米ベッタリ、官僚利権温存は、国民感情からしても、とにかく時代遅れですから。
 原発反対デモを、右翼と日本共産党とが一緒に歩く時代です。江戸時代から庶民たちぐるみでそれなりに守られてきた「白砂青松」の国土をこれほど傷つけられてまだ原発を擁護するなんて、右翼というのも恥ずかしい「右翼」が近ごろ多すぎるとも観てきました。真正の右翼って、国を愛するという意味においてもっと潔癖なものでしょう。内閣の足を引っ張るためにアメリカに通じたりする外務省など、ちかごろ薄汚な過ぎる官僚の太鼓もちなど、到底できるわけがないはずだ。ちがいますか?
 ただ、こうと分かった今は、ここから始めるだけ。国民の幸せに対する当面最大、最悪性の癌は、自民党でも、野田内閣でもない。「官僚主権国家」がそれなのだ。近くこれに対する大同団結した戦いが始まるでしょう。それこそ真正右翼も左翼も民主党反主流派も一緒になったそれが。】
コメント (2)
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