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福井で原発事故が起こったら、名古屋は・・・   らくせき

2012年03月15日 19時37分42秒 | Weblog
「原発事故から1年フクシマ・・・今私たちは伝えたい」トーク。
武田邦彦さんの言葉からの抜粋。

もし福井で原発事故が起こったら?という質問に。

名古屋へは一日半で放射能の灰が飛んでくる。
万一、それが分かったらどうすれば良いか?
①この灰はNマスク(粒子を95%以上捕集できるマスク・
スギ薬局などで手に入る)で防げる。まず、これをつける。
②まっすぐ逃げるのではなく横へ逃げる。
名古屋からだと中津川の方角が比較的安全。
高山は山にさえぎられているので、ほぼ安全。
③逃げる時は出来るだけ水を持つ(水源が汚染されるので)

また、福井でもんじゅが爆発したら?という質問に。

まんじゅはナトリウムが入っていて水がかけられない。
事故が起きたら「見ている」しかない。

こんなこと知りたくはないけれど、知っていて損はないかな。

フクシマの現状について、こんなことも。

原発事故を火事に例えると火(被爆)の中にいる子どもを
助けようとしているのが母親。
父親は焼けた家をどう建て直すか、ばかり考えている。

上手な喩えだな、と感心。




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保安員の大罪(55)「ご用聞き」保安院のデマ?  文科系

2012年03月15日 13時42分24秒 | 国内政治・経済・社会問題

 本日の中日新聞24面に、いわゆる民間事故調報告書の解説が載っている。最大の見出しはこの報告書によってさえ、「原発事故混乱の責任は菅より官」。中日新聞は全国的には広がっていないはずで、こういう記事をネットで紹介するのは、今どき意味が大きいだろうと考えた。
 なによりも先ず、この見出しに要約されている結論を紹介しておく。「菅が現場を混乱させた」というのは言わばデマであって、事実はこうだと明かされているわけだ。以下『』内はいつものように、記事の記述そのものである。
『結局、事故を過酷化させた責任は当事者の東電に加え、「(東電に)事故の進展を後追いする形で報告を上げさせる、いわば『御用聞き』以上の役割を果たすことができなかった」(報告書)とされる保安院など、原発推進官庁の官僚側にあったといえる。「菅たたき」はそうした問題の本質を覆い隠しかねない』

報告書には確かに、こんな記述もあると記事は指摘する。
『菅首相の個性が政治全体の危機対応の観点からは混乱や摩擦の原因ともなった』
 そしてその上で、首相への総合評価はこうだ。
『報告書は菅氏を断罪するトーンでは書かれていない。にもかかわらず、報告書が菅氏の対応を激しく批判しているという解釈が拡大。従来の「イラ菅」のイメージや一部報道も手伝ってか、「菅(前首相)の存在が事故悪化の根源だ」といったムードが広がった』

 こういう「一部報道も手伝」った「ムード」作りについて、世上もっとも有名なものをあげて、言わば、デマがこう作られたというそのやり口を示してみせている。
『報告書にはバッテリーの大きさなどを質問する首相を見て「同席者の一人は『首相がそんな細かいことを聞くというのは、国としてどうなのかとぞっとした』と述べている」との記述がある。
 証言したのは、内閣審議官の下村健一氏。この記述について、細かいことを聞きすぎる菅氏に対し、官邸内でも危機感が出ていたことを示す証言だ、という解釈が支配的だった。
 しかし、報告書の公表後、下村氏は自らのツイッターで「そんな事まで一国の総理がやらざるを得ないほど、この事態下に地蔵のように動かない居合わせた技術系トップ達のありように、(中略)ぞっとした」という解釈が真意だと説明している』

 一部マスコミとつるんで自己責任を他人に転嫁し、よって身の安泰を図る。最近の官僚の常套手段ではないか。ちなみに、この記事の中には事故当時のこんな情勢分析も、ちゃんと書いてあった。
『政治主導、官僚支配打破を訴えてきた首相と官僚側の関係は当時、最悪といえた』

 中日新聞、相変わらずがんばっている。
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再稼動は是か非か    らくせき

2012年03月15日 09時11分51秒 | Weblog
お隣の朝鮮日報の記事です。

原子力安全委員会は、大飯原発が安全だという評価を受け、
再稼働の可否について内閣の政治的な判断を仰ぐ意向だ、と発表した。
原発の再稼働の可否は今月中、首相や経済産業相、原発担当相などによる
協議で決定する方針だ。
問題は、福島第一原発の事故に伴って生じた地域住民たちの不信感だ。
このため、野田佳彦首相は14日、国会での答弁で
「原発の再稼働について判断を下す前に、住民たちの同意を得る必要がある」
と述べた。

 産業界では、原発が再稼働しない場合、今夏に電力不足に陥り、
工場の操業が中止に追い込まれる可能性もあるとして、
できるだけ早く再稼働すべきだ、と主張している。
かつて日本では、電力供給の3割を原発が担っていた。
原発を火力発電に置き換えることにより、石油や液化天然ガス(LNG)などの
燃料の輸入が急増したことから、
産業用の電気料金は来月中に17%引き上げられる予定だ。

 だが、大飯原発の周辺住民たちは、再稼働の中止を求める訴訟を起こす方針だ。
住民たちは「福島原発事故の正確な原因が究明されていない中で、
再稼働させるのは時期尚早だ」と反発している。

       

難しい判断を迫られている。しかし、事故を検証して安全対策を
実施してから再稼動というプロセスは最低の条件だと思うけれども・・・




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