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中露ネット記事の酷さ例示  文科系

2023年06月05日 02時48分49秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 ヤフーニュースを見ていると、ちょっと世界史に通じた人とか、ウィキペディアなどで調べ慣れた人ならばおかしいことだらけ。例を挙げてみよう。

『中国軍艦 台湾海峡で米軍艦に接近』
 アメリカでさえ「一つの中国」原則を歴史的に認めてきたというのは、世界周知の話。そして、国連代表権は大陸にあって、台湾はその一地方の実効支配地にすぎないと言う国連合意も同じもの。その間を中国海軍が通るのは当たり前。アメリカが通るのが今なら許可が要る程だろう。これがこの問題のここまでの外交原則である。

『露 ワグネル撤退で戦略の幅縮小か』
 ワグネルは、去年春から一年の激戦の末、この5月にバフムートを占領したから、ここを正規軍に受け渡して後景に退いた。ウィキペディアによれば、重要鉄道も高速道路も通っている交通の要をコンクリートで固めて戦車なども駐屯できる東部の要塞基地。だからこそ、1年もここで激戦が続いた。4月から「5月反転攻勢」をウクライナが連呼してきたのは、ここが奪われそうになっての戦意高揚策だったのではないかと思っていた。かなり前にバフムート司令官の撤退要請に対してゼレンスキーが許さず、死守せよと命じたというニュースも流れたことだし。
 1年続いた重要拠点要塞の激戦が決着付けば、そしてあらたな戦車基地としてロ側がここから出撃ができるようになったのなら、戦略が落ち着くのは当たり前である。
 むしろ、もう1か月以上叫び続けているウクライナ側の「反転攻勢」はいつ始まるのか? と観ていたらゼレンスキーがこんなことを言い出した。
『ゼレンスキー氏は本格的な大規模反攻の着手について、「準備はできている」と語った。一方で、現在の装備で反転攻勢に出ることになれば、「多くの兵士が死ぬだろう」と述べた』(読売新聞)」
 4月から言い続けた「反転攻勢」は「装備も足りない単なる願望」と認めたことになる。戦争で願望を事実のように書くのは「大本営発表」である。そもそも「反転」とは、旧日本軍の「転進」と同じで負けていることを示す言葉じゃないのか。2か月もこう叫んでいるのは、2か月も負けっぱなし?

 ロシアの開戦がいかに酷いからといって、何でも書いてやれということにはならない。ウクライナのG7サイド記事はこうして、ほとんどガセ? 
コメント
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