九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

保安員の大罪(57) 官僚独裁国家  文科系

2012年03月17日 10時41分46秒 | 国内政治・経済・社会問題
 これも、コメントからエントリーに格上げすることにした。書いていて腹が煮えくりかえってきたからだ。今の日本は、民主国家などとは到底言えないと思う。一体、間接民主主義、選挙というものを官僚たちに尊重する意思があるのだろうか。それがあるとしたら、次のことはどうしても解せないのだ。民主党マニュフェストが支持されて民主党新政権が出来た。官僚たちの最大義務はこれを何よりも尊重することだろう。ところが、彼らの行動は全くこれと違って、こう振る舞っているとしか僕には思えないのである。
「国民がバカだから、あんなマニュフェストに引っかかるのだ」
 バカでも何でも、国民の意志に従うのが官僚の義務ではないのか。

【 政権政党やマスコミが官僚の意のままにされる。これはもう、暗黙のファッショ国家だ。「内閣などと論争して、我々が勝ったからだ」というのが、官僚たちの言い分だろうが、そんな生やさしいやり口では、到底ない。他方で、こんな酷薄なやり方を強行しているのだから。
 自分らの弱点、やり方を熟知した最も手強い相手、小沢一郎をずるずるずるずると、裁判で締め上げてきた。この民主党マニュフェスト遵守派に対して、何度無罪になってもずるずると。しかも、その間中マスコミの好餌に晒しつつ。小沢一郎への賛否はともかくとして、なんと残酷なやり方を強行するものか。これだけでも官僚たちの専横、得手勝手、ファッショ性が十二分に現れていると僕は思うのである。

 国民が選挙で選んだ政権政党に対してこれだけの所業に及んだ連中がこれまた、選挙という国民の洗礼を受けないで常に居座り続けられる仕組みがあると来ている。それどころか、フクシマ原発事故という大事件に関わっても、「原子力安全保安院」という名前を冠した官庁から税金をもらっている官僚たちが誰一人罰されないだけでなく、割り増し退職金を二重に税金からもらった「更迭」ということだった。
 これではもう、官僚独裁国家と呼ぶ以外にないではないか。】
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安定と緊張の繰り返し       らくせき

2012年03月17日 09時28分06秒 | Weblog
朝鮮日報の記事です。

ソウルの外交筋は14日「韓米は、北朝鮮の指導者となってから
3カ月にも満たない29歳の金正恩(キム・ジョンウン)氏が
米国と高官協議を行い、李容浩(リ・ヨンホ)外務次官を米国に派遣して
6カ国協議の再開推進の意向を明確にしたのは、
自身の体制を安定させるためと判断している」と語った。

金正恩政権は、対米関係の改善を安定に向けた重要戦略と
位置付けているということだ。

 同外交筋によると、韓米は「金正恩氏はまだ北朝鮮の軍部から
完璧な支持を得られていないため、米国との高官協議を相次ぎ行い、
6カ国協議を再開させることで軍の信任を得ようとしている」
との分析で一致しているという。

なるほど。米朝会談は、父親の引いた路線と言われているが、
実質的な後見人が、軍を統制下に置こうという試行錯誤のひとつかも。
アメリカとの間に友好関係が築ければ、相対的に軍の影響力が

そんな目論見に打撃を与えるためか?軍部の反撃が始まった。
ロケット打ち上げ予告。
当分の間、北内部の緊張関係が続くかも・・・・
どちらが主導権を握るのか?

展開は、アメリカが、どう対応するのか?にもかかっている。
ミサイル発射を事実上、黙認するのか?
米本土への脅威と見て厳しく対応するのか?
オバマ政権も選挙を控えているし・・・

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保安院の大罪(56) 「官僚主権」を見抜けなかった不明   文科系

2012年03月16日 10時11分52秒 | 国内政治・経済・社会問題
 コメントとして書いたものを投稿に格上げします。近頃ここを賑わせてくださっている提言さんからいただいた質問に、恥ずかしながら回答として書いたもの。ちょっと、加筆修正しましたが。

【 提言さんへ
 「もういいよ」という言葉に応えて、僕もこの論議は終わりにします。ただし、今回のこの言葉についても一言。
『ほんの一、二年前まで「民主党政権は揺るぎない(民主党の長期政権が始まる!?)」と断言(妄言)していたような人間と係わっても、まともな議論は無理だよね』
 この点については今の僕にも重大な反省があることを正直に述べたいと思います。このような反省です。

 官僚たちが、自分らが従うべき内閣、行政権に対してここまで乱暴な越権行為を働くとは思いもしなかったということです。
①長妻厚生大臣や、鳩山内閣の外交政策に対してみせたように、平気で内閣命令へのサボタージュをやる。普天間については、影でアメリカに通じるなど、売国行為までやっていた。
②「内閣とは各大臣のことなり」という「方針」の下に、各大臣へのサボタージュをちらつかせつつ1人1人の大臣を各省が落としていき、気に食わぬ内閣は、これを分裂させる。
③岡田とか藤井とかの元官僚の多くは、官僚の放ったスパイ、「クサ」だったことも、今や明々白々。
④そして、こういう「暴力」を背景に結局、菅直人に消費税を飲ませてしまったし、財務省主導の野田内閣を作り上げたし、ここまできてなお原発存続を主導画策している。

 でも正義は勝つ。民主党マニュフェストはまだ残っているし、これを貫くべきという民主党議員たちも150名以上はいるでしょう。まだまだ何が起こるか分かりません。野田と谷垣が組んでさえ、その将来が保証されているとはなりません。官僚たちが示している、ここまでの対米ベッタリ、官僚利権温存は、国民感情からしても、とにかく時代遅れですから。
 原発反対デモを、右翼と日本共産党とが一緒に歩く時代です。江戸時代から庶民たちぐるみでそれなりに守られてきた「白砂青松」の国土をこれほど傷つけられてまだ原発を擁護するなんて、右翼というのも恥ずかしい「右翼」が近ごろ多すぎるとも観てきました。真正の右翼って、国を愛するという意味においてもっと潔癖なものでしょう。内閣の足を引っ張るためにアメリカに通じたりする外務省など、ちかごろ薄汚な過ぎる官僚の太鼓もちなど、到底できるわけがないはずだ。ちがいますか?
 ただ、こうと分かった今は、ここから始めるだけ。国民の幸せに対する当面最大、最悪性の癌は、自民党でも、野田内閣でもない。「官僚主権国家」がそれなのだ。近くこれに対する大同団結した戦いが始まるでしょう。それこそ真正右翼も左翼も民主党反主流派も一緒になったそれが。】
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福井で原発事故が起こったら、名古屋は・・・   らくせき

2012年03月15日 19時37分42秒 | Weblog
「原発事故から1年フクシマ・・・今私たちは伝えたい」トーク。
武田邦彦さんの言葉からの抜粋。

もし福井で原発事故が起こったら?という質問に。

名古屋へは一日半で放射能の灰が飛んでくる。
万一、それが分かったらどうすれば良いか?
①この灰はNマスク(粒子を95%以上捕集できるマスク・
スギ薬局などで手に入る)で防げる。まず、これをつける。
②まっすぐ逃げるのではなく横へ逃げる。
名古屋からだと中津川の方角が比較的安全。
高山は山にさえぎられているので、ほぼ安全。
③逃げる時は出来るだけ水を持つ(水源が汚染されるので)

また、福井でもんじゅが爆発したら?という質問に。

まんじゅはナトリウムが入っていて水がかけられない。
事故が起きたら「見ている」しかない。

こんなこと知りたくはないけれど、知っていて損はないかな。

フクシマの現状について、こんなことも。

原発事故を火事に例えると火(被爆)の中にいる子どもを
助けようとしているのが母親。
父親は焼けた家をどう建て直すか、ばかり考えている。

上手な喩えだな、と感心。




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保安員の大罪(55)「ご用聞き」保安院のデマ?  文科系

2012年03月15日 13時42分24秒 | 国内政治・経済・社会問題

 本日の中日新聞24面に、いわゆる民間事故調報告書の解説が載っている。最大の見出しはこの報告書によってさえ、「原発事故混乱の責任は菅より官」。中日新聞は全国的には広がっていないはずで、こういう記事をネットで紹介するのは、今どき意味が大きいだろうと考えた。
 なによりも先ず、この見出しに要約されている結論を紹介しておく。「菅が現場を混乱させた」というのは言わばデマであって、事実はこうだと明かされているわけだ。以下『』内はいつものように、記事の記述そのものである。
『結局、事故を過酷化させた責任は当事者の東電に加え、「(東電に)事故の進展を後追いする形で報告を上げさせる、いわば『御用聞き』以上の役割を果たすことができなかった」(報告書)とされる保安院など、原発推進官庁の官僚側にあったといえる。「菅たたき」はそうした問題の本質を覆い隠しかねない』

報告書には確かに、こんな記述もあると記事は指摘する。
『菅首相の個性が政治全体の危機対応の観点からは混乱や摩擦の原因ともなった』
 そしてその上で、首相への総合評価はこうだ。
『報告書は菅氏を断罪するトーンでは書かれていない。にもかかわらず、報告書が菅氏の対応を激しく批判しているという解釈が拡大。従来の「イラ菅」のイメージや一部報道も手伝ってか、「菅(前首相)の存在が事故悪化の根源だ」といったムードが広がった』

 こういう「一部報道も手伝」った「ムード」作りについて、世上もっとも有名なものをあげて、言わば、デマがこう作られたというそのやり口を示してみせている。
『報告書にはバッテリーの大きさなどを質問する首相を見て「同席者の一人は『首相がそんな細かいことを聞くというのは、国としてどうなのかとぞっとした』と述べている」との記述がある。
 証言したのは、内閣審議官の下村健一氏。この記述について、細かいことを聞きすぎる菅氏に対し、官邸内でも危機感が出ていたことを示す証言だ、という解釈が支配的だった。
 しかし、報告書の公表後、下村氏は自らのツイッターで「そんな事まで一国の総理がやらざるを得ないほど、この事態下に地蔵のように動かない居合わせた技術系トップ達のありように、(中略)ぞっとした」という解釈が真意だと説明している』

 一部マスコミとつるんで自己責任を他人に転嫁し、よって身の安泰を図る。最近の官僚の常套手段ではないか。ちなみに、この記事の中には事故当時のこんな情勢分析も、ちゃんと書いてあった。
『政治主導、官僚支配打破を訴えてきた首相と官僚側の関係は当時、最悪といえた』

 中日新聞、相変わらずがんばっている。
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再稼動は是か非か    らくせき

2012年03月15日 09時11分51秒 | Weblog
お隣の朝鮮日報の記事です。

原子力安全委員会は、大飯原発が安全だという評価を受け、
再稼働の可否について内閣の政治的な判断を仰ぐ意向だ、と発表した。
原発の再稼働の可否は今月中、首相や経済産業相、原発担当相などによる
協議で決定する方針だ。
問題は、福島第一原発の事故に伴って生じた地域住民たちの不信感だ。
このため、野田佳彦首相は14日、国会での答弁で
「原発の再稼働について判断を下す前に、住民たちの同意を得る必要がある」
と述べた。

 産業界では、原発が再稼働しない場合、今夏に電力不足に陥り、
工場の操業が中止に追い込まれる可能性もあるとして、
できるだけ早く再稼働すべきだ、と主張している。
かつて日本では、電力供給の3割を原発が担っていた。
原発を火力発電に置き換えることにより、石油や液化天然ガス(LNG)などの
燃料の輸入が急増したことから、
産業用の電気料金は来月中に17%引き上げられる予定だ。

 だが、大飯原発の周辺住民たちは、再稼働の中止を求める訴訟を起こす方針だ。
住民たちは「福島原発事故の正確な原因が究明されていない中で、
再稼働させるのは時期尚早だ」と反発している。

       

難しい判断を迫られている。しかし、事故を検証して安全対策を
実施してから再稼動というプロセスは最低の条件だと思うけれども・・・




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平和はつらいものだが、それに耐えねばならない  渡辺一夫

2012年03月13日 14時48分58秒 | Weblog
橋下・河村さんたちが唱える首都構想。この狙いは何か?

今、政治家の課せられた課題は、不利益をどう配分するのか?という難問。
中京首都圏なるものの狙いは、多分、先に行われた町村合併の拡大版では?

町村合併は、都市部と地方の格差を広げた。
地方への配分を減らして都市部の配分を守ったから。
首都圏構想はこの拡大版に終わる可能性が高い。

それに名古屋や大阪を首都にするには法律の改正が不可欠。
しかし国家を牛耳っている官僚が自分に不利益になるような
ことを妨害するに決まっているから。

現時点の法の枠のなかで行えば、地方への配分を減らし
都市部にまわす結果にしかならない。

それでも、これが実行されれば、公共サービスは都市部でもさらに低下していく。
小さな政府をつくるために公共サービスを民間へ移せば、低下するのは経済的必然。

つまるところ、地方と都市部の低所得者に不利益が配分されることになる。

そうは言えないから、首都圏構想などという大義名分を隠れ蓑にして
実行されようとしている。

もう一つ、大きな特徴は成果主義。実現してナンボの世界観。
強権を伴うやり方がまかり通ろうとしている。
組合つぶしに密告まで義務ずけるやり方は民主主義の大原則に反する。
しかし目に見える結果を求める人たちは、抵抗勢力というメーミングに惑わされて、
強権を許している。
(安部さんのような国家主義者が相乗りしようとしている)

こうした事態への処方箋は、渡辺一夫さんのこの言葉しかない。

   平和はつらいものだが、それに耐えねばならない

しかし国民は辛抱強くないようだ。

橋下さんたちが選挙で勝てば、橋下さんを選ぶ人たちの思惑を
越えていく事態が進む可能性が高い。

日本はポピュリズムに方へ。駆け足前進。
その先は国家主義の牢獄が待っている可能性もある。

ハシズムはどこかで歯止めがかかるのかな?   らくせき




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ザックジャパン(29) 「岡、月間最優秀ゴ-ル賞」など   文科系

2012年03月11日 21時27分46秒 | スポーツ
 ドイツサッカーから二つの朗報が入りました。まるで、日本人ブームですね。

 岡崎ゴールが月間最優秀賞
 サッカーのドイツ1部リーグ、シュツットガルトの日本代表MF岡崎慎司が2月のハノーバー戦で決めたオーバーヘッド気味のゴールが、ドイツ公共放送ARDのスポーツ番組の視聴者投票で2月の月間最優秀ゴール賞に選ばれた。全体の約38%の票を獲得し、他の候補を上回った。
 同賞は、局側が選んだ月間賞候補に視聴者が電話やインターネットなどで投票する仕組み。日本選手では1978年、奥寺康彦氏(当時ケルン)が受賞したことがある。(ケルン共同)
[ 共同通信 2012年3月11日 18:43 ] 

 もう一つ、こんなニュースもあった。アウグスブルグとドルトムントが対決。前者は降格圏にあり、ドルトムントはダントツの首位。ところがこのゲーム、0対0の引き分けになり、ドルトムントは2位バイエルンちょっと詰め寄られ、アウグスブルグは降格圏を一歩脱出。ドイツのニュースだと、この日のアウグスグルグ最大の貢献者は、日本の細貝萌。香川真司のマークについて、何もさせなかったらしい。以下は、サッカーナビからとった、香川の談話。
【 香川、細貝のマークに苦しみ得点ならず「すごくやりづらかった」
 サッカーのドイツ1部リーグは10日に6試合が行われ、香川真司が所属するドルトムントはアウエーで細貝萌のアウクスブルクと0-0で引き分けた。香川と細貝は共に先発出場し、中盤でのマッチアップでは激しい攻防を見せた。香川は後半25分に退き、細貝はフル出場している。首位ドルトムントは無得点に終わり、連勝は8でストップした。
 以下は、試合後の香川のコメント。

「相手は下位にいますけど、厳しい試合になるというのは予想していましたし、リスペクトを持って試合に入りました。相手が立ち上がりから、球際の争いなどで僕らを上回ってきたので、僕たちは試合に入るリズムを作ることができなかった。

(細貝の)マークはすごく激しかったし、守備が本当に強いと感じていました。そういう意味ではすごくやりづらかったです。普段はあそこまでマンマークに付かれることはないし、難しいですね。どうしようもないって言ったらそこで話が終わっちゃいますけど、マンマークに付かれている分、仲間にスペースを与えようと思ったけど、なかなかそこも意図が合わなかった。ミスが続いたこともあって、チームとしてうまく試合ができていなかったですね」
-Yusuke Mimura from Germany-  

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愚かな河村市長言動の一結末   文科系

2012年03月10日 06時08分19秒 | 国内政治・経済・社会問題
「大きな国際問題になる」
「日中合同研究会で日本側学者たちも認めた事実を、個人的体験、印象で否定してみせるとは!」
「お気軽な、ほんの思いつき発言。なんと愚かな!」
「これも、彼一流の市民受け狙いなのか。話題を振りまいて目立とうという『トリックスター』(中日新聞コラム「中日春秋」の表現)のなせる業だったのだろうが」
 ここでも何回かエントリーがあった河村名古屋市長の南京大虐殺否定発言問題である。
 これが、サッカーの世界にもこんな影響をもたらした。スポーツナビから取ったニュースだ。 

【 岡田監督提案の黙とう中止=名古屋市長発言が影響―中国・杭州
 【上海時事】サッカー前日本代表監督の岡田武史氏が率いる中国リーグ、杭州緑城は9日、東日本大震災発生1年に当たる11日に地元の浙江省杭州市で行う開幕戦で計画していた黙とうを取りやめたことを明らかにした。
 南京事件を否定した河村たかし名古屋市長の発言に対する中国国内の反発が背景にあり、杭州緑城幹部は9日「(リーグを運営する)協会から一度は許可を得たが、市長発言後『こういう時期にどうか』という意見が出た」と、中止の理由を説明した。
 黙とうは岡田監督の提案を基に、杭州緑城が協会と交渉。試合開始直前に行う予定だった。】 


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日本人の人権感覚     らくせき

2012年03月09日 12時44分20秒 | Weblog
最近、中国は北朝鮮から中国へ逃げ出した人々を、送還している。
これまでとは明らかに違った対応。

中国政府は、脱北者を「経済的問題で国境を越えた違法越境者」と見なし
「北朝鮮に送り返すのは当然」と主張している。

しかし実際は、脱北者が北朝鮮に送り返されると、
労働教化所などに入れられ、厳しい拷問を受けるという。

アメリカなどは人権外交の建前もあるから送還を批判、国連も批判的。
こうした中で、最近の日本政府は?

以前は、日本大使館にも逃げ込んだ脱北者。
日本政府の姿勢が変ったためか、もう逃げ込む人はいない。
多分、中国政府との間で、なにかの了解が出来たのであろう。

世界的な民主主義度が中程度とされる日本。
情報公開度の低さと、国際的な人権意識の希薄さに特徴がありそう。

自分たちで血を流して人権を手にした経験のなさかな・・・?

もっとも韓国のなかでも一般の関心はそんなに強くなく、
韓国のマスコミに「脱北者はサンショウウオより価値が低いのか!」
という声が紹介されていた。
北朝鮮という国家と国民とは違うものであるという当たり前の観点から
出来事が報道されていないし、こなかったことにも一因があるかな?

こんなニュースも。
米国の自由アジア放送(RFA)は6日、経済協力開発機構(OECD)統計局の資料を基に、
米国が2004年から7年間におよそ2億6000万ドル(約215億円)を支援したと報じた。
米国のほか、OECD加盟国のうち北朝鮮に無償で支援を行ったのは
韓国、英国、オーストラリアなど計20カ国。日本やポルトガルは支援しなかった。

橋下さんのファシズム(ハシズム)に鈍感なのも同じ根っこではないだろうか?
とすれば北朝鮮の出来事は他人事ではないかも・・・

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                    ぞっとする、話。       只今

2012年03月08日 17時04分44秒 | Weblog
     フクシマ原発に関する報告書を発表した「民間事故調」とは、どんな団体か、
     について、先にこの欄で触れたいきがかりもあり、以下追報告をさせて下さい。

     報告書でクローズアップされた一つに、「管首相の独断的な指示が混乱に拍車をかけた」
     という箇所があり、その証左として、
     「バッテリーのサイズのことまでも電話で問う様子」が挙げられ、
     この様子を見ていた関係者は、「国としてどうなのか、ぞっとした」と証言。
     身の回りの関係者にまで、「ぞっとする」思いをさせた、という話としてクローズアップされました。

     しかし、事実はどうなのか。
     「ぞっとした」と証言したのは私ですと、名乗り出た人がいます。
     その人は、内閣広報官の下村健一(元TBSのキャスター)氏で、その言い分は以下の通り。
     
          =私は〈ぞっとした〉と言いました。しかし意味を違えて報じられいます。
           私は、バッテリーの数や重さといったそんなことまで、一国の総理がやらざるを得ない程、
           この事態下にあっても地蔵のように動かない技術系のトップたちの有様に、
           〈国としてどうなのか、とぞっとした〉と言ったのです。 
 
           〈判らないなら調べて〉と指示されても、
           〈はい〉と返事するだけで、部下に電話するでもなく固まったまま、
            という光景を何度も見、        
           これが日本の原子力のトップ達の姿なのか! と戦慄しました=

        以上が、下村氏のツィツターでの呟きです。
        このように、為すこと無く手をこまねいていた無能な人たちが、
        いままた、原発を再稼働させようとしているのです。
  

    
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原発事故語録     らくせき

2012年03月08日 09時42分38秒 | Weblog
「私たちが一日に10万円もらっているというのは全くのでたらめ。
日当は8000円から1万3000円程度」
「怖いもの知らずの若者や、仕事を見つけにくい60歳以上が主に働いている」
原発事故現場で働く人たち。(朝鮮日報より)

「フクシマ原発が安定していると言っているのは政府と東電。
ここで働いている人は、誰もそうは思っていない。」
同じく、原発事故現場で働く人。(ドイツのテレビより)





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ザックジャパン(28) 岡コンビ、ドイツで最高評価!  文科系

2012年03月07日 04時53分03秒 | スポーツ
 何回もここで言い続けてきたことですが、岡・酒井の「シュトゥットガルト左サイド”デュオ”」がついに、ドイツ最高評価を受けています。サッカーキング・サイトから取った、ドイツの「ビルト」誌掲載のニュースと、サッカーキング自身のニュースとを、二つ掲載します。とにかく、コンビでこそ活躍できているというところが、日本人的で興味深いのです。岡は今年多分、世界2位のブンデスリーガで得点ベスト10に入ると思います。岡もそれほどに賢いのですが、酒井との左サイドコンビはまだまだ熟成していくと、僕は観測しているのです。

 2012年のブンデスリーガで最高の攻撃トリオを誇るクラブはどこか。マリオ・ゴメス、フランク・リベリー、アルイェン・ロッベンのバイエルンか。あるいは香川真司、ロベルト・レヴァンドフスキ、ヤクブ・ブラチコフスキのドルトムントか。その答えは、岡崎慎司が所属するシュトゥットガルトのトリオだと、ドイツ紙『ビルト』は報じている。

 2012年に入り、シュトゥットガルトは攻撃陣が好調。特に近5試合のリーグ戦では計17得点と爆発している。

 シュトゥットガルトの“トリオ”、岡崎、マルティン・ハルニク、ヴェダド・イビセヴィッチは好調そのもの。ハルニクは8得点2アシスト、岡崎は4得点2アシスト、イビセヴィッチは2得点4アシストと、得点に直結する働きでチームをけん引している。

 シュトゥットガルトは第24節を消化した時点で8位だが、ヨーロッパリーグ圏内の6位には4ポイント差、チャンピオンズリーグ圏内の4位には12ポイント差。巻き返しが可能な位置につけているだけに、攻撃陣が好調を維持することができれば、上位進出も見えてくる。】

 信頼を得る酒井高徳、シュトゥット攻撃陣を支える“陰の立役者”に
(初め、宮市、ハーフナー、李忠成の大活躍を述べた後、酒井高徳についてこう語るー文科系注)
 しかし、3人の攻撃的プレーヤーには注目度で劣るものの、最もチームに順応し、信頼を得ているのが、シュトゥットガルトへと加入した酒井高徳だ。酒井は2月11日のヘルタ・ベルリン戦でブンデスリーガでのデビューを果たすと、以降の3試合でも先発フル出場。フライブルク戦では初アシストを記録し、早くもレギュラーとしての地位を確立しつつある。

 左サイドバックの酒井は豊富な運動量と抜群のタイミングでオーバーラップを行う判断力、そして確かな技術を披露している。攻撃面での貢献も目立つ酒井の加入後、シュトゥットガルトは4試合で15得点。さらに同サイドの岡崎慎司とのコンビネーションは良好そのもの。酒井のデビュー戦となったヘルタ・ベルリン戦から岡崎が3試合連続得点を記録したことも、左サイドの攻撃が活性化したことによる効果といえる。 ドイツ人の母を持つ酒井はドイツ紙『ビルト』のインタビューに対し、「早口や方言を聞き取ることは難しいですが、聞いたことのある言葉が多いので、理解できています」と環境面では苦労していないとコメント。既にドイツに順応し、ブルーノ・ラッバディア監督からも、「ゴウは戦術理解能力が高く、アグレッシブで良い動きをしている。ミスを引きずることもない。着実に前進しているよ」と信頼を得ている。

 まだフィジカル面での課題をのぞかせ守備面で苦労を強いられる場面も見られるが、ブンデスリーガでのプレー経験はわずかに4試合。さらなる向上が見込めるはずだ。ドイツでの活躍は日本代表にも直結する。サイドバックにはインテルの長友佑都、シャルケの内田篤人ら、ライバルも多いが、「今はシュトゥットガルトでのプレーしか考えていないですが、ワールドカップは夢」と意欲を見せている。

 新たな地で信頼を得た酒井。コンスタントな活躍を見せることができれば、さらなる飛躍や、ブラジルへの道も開けていく。】
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    今や正面に、どっかと 「ハシズム」       只今

2012年03月05日 21時03分17秒 | Weblog
     「この国は、ワイドショーと週刊誌の中吊り広告で動かされている」という、
    誰かの言に頷くところがあるのは、
    この国の世論調査といわれるものは、
     輿論(公的意見)というより、世論(私的気分)、
    と思うところあるからですが、
    しかし、かといって世論調査なるものを無視していいということにはならず、
    口惜しくとも、橋下人気に向き合わねばなりません。

    確認しておかなくてはならないのは、橋下人気を根底で支えているのは、
    先行き不安で不安定な日々を送っている人だということです。
    そうした人々にとって、敵は、大阪の公務員!
    と、戦うべき相手、憎むべき敵を判りやすく示してくれる橋下市長は、頼り甲斐のある存在となります。
    のみならず、橋下が指し示す「既得権益バッシング」は、痛快極まるものであります。


    橋下市長に、『図説・心理戦で絶対に負けない交渉術』(日本文芸社・2005年)という著書があります。
    出版社から推察するに、持ち込み本。それだけに正直本と推察でき、それを見てみますと…。

           【交渉において、相手を思い通りに動かし、説得していくには    
            (1)合法的に脅す。 (2)利益を与える。(3)ひたすらお願いする。
            以上の三通りの方法しかない。
            この中で最も有効なのは、(2)利益を与えるである。
            この場合の利益には、文字どおり利益を与えることと、
            もう一つ、実際には存在しないレトリックによる利益がある。実在しない利益ともいえる】
     と、言うのです。
     
     そして、この実在しない利益をより有効にするために、
     「譲歩とはよべない些細なことであっても、譲歩とそれに伴う苦労を徹底的に強調すること」
     が大事だという。
     彼は、この“譲歩”を当初はしばしば使用してきましたが、今はもう必要なくなった。
     大阪の公務員は、そして組合員を守る組合は、あまりにも非道かったから、
     “脅し”だけでよくなったのです。
     しかしそのことは、今は言うまい。組合も反省したと思うからであり、後でゆっくり、ということで。

     古典的フレーズになったと思われてきた“思想・信条の自由”が、
     今や、侵されようとしている。
      戦中・戦後を通じて、多くの犠牲の上に得た“思想・信条の自由”を守るべく、
     ジーン・シャープの戦法を援用して、
     少しばかり熱くなっても致し方なし、
     ハシズム粉砕に心を留めたいと思います。





          
    

    
    
    
   

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マスコミの“橋下報道”は?        大西五郎

2012年03月05日 18時55分05秒 | Weblog
大西さんが東海放送人9条の会に投稿された記事を転載します。(らくせき)

マスコミは“橋下現象”を報じているが
その本質と背景を正しく伝えているか
               2012.3.5 CBC・OB 大西 五郎

高い支持率の世論調査報道
 3月5日の毎日新聞は3~4日に行なった全国世論調査で、
橋下大阪市長が率いる「大阪維新の会」の国政進出に「期待する」と
答えた人は61%に上り、「期待しない」の34%を大きく上回ったと伝えた。
一方政党支持率をみると、民主党14%、自民党13%で、
1月の前回調査からそれぞれ3㌽下落し、09年の政権交代後では最低水準に。
代わりに「支持政党なし」が6㌽増の54%と過半数に達し、
『既成政党離れが進み、民意の受け皿として維新への期待感が高まっている』と
報じた。

 朝日新聞が大阪府民を対象に2月に行なった世論調査でも、
橋下市長に対する府民の支持率は70%、不支持は17%。
「維新の会が次の総選挙で国会に影響力を持つような議席をとってほしいか」
という質問には59%が「とってほしい」と答えた
(朝日新聞2月21日、調査は18~19日)。

他政党を凌ぐ「維新八策」の詳しい紹介
 大阪維新の会が2月14日に次期衆議院選の公約となる
「維新版船中八策」のたたき台を公表すると、
まだ国政に議席も持っていない政冶団体の政策骨子を
新聞各紙、放送各局ともこれを大きく報じた。
マスコミはこのところ維新の会の動向を競って詳しく伝えている。
他の政党の政策をこれほど詳しく紹介しているだろうか。
維新の会への「傾倒ぶり」が目に余る状況である。

 もっとも朝日新聞は「維新八策たたき台」が公表された翌日(15日)の社説で
「なぜいま『国盗り』か」と、「大阪再生をめざす」「国の政党とは一線を画す」と
言っていた橋下氏の言行不一致を指摘した。
しかし普通社説は「最も読まれない記事」と言われている。
社説での指摘も重要だが、一般の読者が読む記事でどう報じるかが、
より重要であろう。

憲法九条改正(集団的自衛権容認)論

 橋下氏は憲法九条についても「2年かけて国民的議論をした上で、
国民投票を実施すべきだ」と述べ、
「他人を助ける際に嫌なこと、危険なことはやらないという価値観。
国民が九条を選ぶ(改正しない)なら、僕は別なところに住もうと思う」と
記者団に述べたといいます。
つまり「集団的自衛権を認めていない今の憲法を変えるべきだ」と
言っているのです。
「維新八策」に憲法改正についての国民投票の実施を盛り込むつもりです。
それなのにマスコミこの問題を橋下談話として事実を報道するのみで、
橋下氏の改憲論を問題にしたところはない。

橋下流政冶や熱狂の背景の分析こそマスコミの使命

先の社説と同日の天声人語は「本紙世論調査で、
橋下氏の政冶手法を評価する人は3分の2にも達した。
現代版八策の中身は首相公選や参院の廃止など、
憲法や国の形をわかりやすく一変させる志向が強い。
実現性は薄くても、今の生きづらさや英雄待望論には響き合う。
計算してのことだろう。
驚くような勢いは、世の鬱憤をはらんで巨大化していく風船を思わせる。
とはいえ将来に向けて地道な変化を積み重ねていくのが民主主義の姿であろう。
熱狂の向こうに光があるか茫然があるか。冷静な吟味が必要である」と書いていた。
その通りだと思う。ならマスコミの現状はどうであろうか。
「冷静な吟味」より「現象を追いかける」ことに流れてはいないか。
教育条例の中身は伝えても、過大な処分は不当とした最高裁判決との関係を解説したか。
最高裁判決があることは付言しても、そのことを橋下氏に指摘して、
それでもなお自分の言い分に従わない教員はやめさせるというのは、
教育のありかたとしてどうなのかと橋下氏に問い質した記事は読んだことがない。
市職員への思想調査の問題でも、市労連が反対した、
府労委が不当労働行為の疑いを指摘したということは報道しても、
弁護士でもある橋下氏の憲法感覚を問い詰めたことがあるのか。

維新の会が「民意の受け皿」になるのはなぜか。
巧みな言説で民意を掠め取っているのではないか。
世論調査の結果だけを報じるのではなく、
「民意」がどこにあるのかの詳しい検証こそが、
マスコミ・ジャーナリズムの使命ではないか。

その通りですね。

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