うるさい売り込み

2022-04-08 11:22:21 | 学習塾・勉強の仕方
授業前の時間に事務仕事をやっつけようと一人で頑張っていると、 様々な売り込みがやってきます。 直接来る人もいれば、電話でくる人も。自販機を置きませんかとか、新聞を取ってくれませんかとか、看板を塗り替えませんかとか、 新しい塾のシステムを導入しませんかとか。 時には「私は優秀ですから塾講師に雇ってくれませんか」と言ってくる人もいます。この前は、「当社は全国何百社もの福利厚生をサポートしています。この度、その一環として学習塾さんにその会社に勤める方のお子さんを紹介することになりました。費用を負担してくれれば、その学習塾の中にこちらの塾さんも加えてあげられるんですが」という趣旨の売り込みも。

こうした売り込み、時には少し話を聞くこともありますが、 大抵の場合は丁重にお断りします。仕事のペースを乱されることに 若干の 苛立ちも覚えます。

出勤前に家で事務仕事をやっつけてからにしようかとしていると、家にも来ます。前に何かで読んだことがありますが 、とうとううちにも来たのが 「近所で工事をしてるモンですがね。ちょっと見たらお宅の屋根が少し傷んでますけど見てあげましょうか。安くしてやってもいいですよダンナ」と言ってズカズカと玄関の中に入ってきた何やら怪しげな作業服のオヤジ。 髪は金色、首にもビカビカの金色のネックレス。手首にはこれ見よがしのロレックス。やれやれ、こんなところにも仕事の邪魔をしに来たかとムッとした私は言いました。

「お前本当だな⁉️近所?どこで工事してるんだよ!言ってみろ!住所はどこだ!名前は何だ!うちの屋根がどう傷んで見えるって言うんだ!え?どこがどうなってるって?はっきり言ってみろ!死にたいんか、お前‼️」と、言っているうちに次第に声も大きくなって、言っている自分でも訳のわからない雑言が荒くなってきたのを見て、その腱膜に驚いたか「わわわ、わかりましたよ、すいませ~ん」と言って小走りで退散していきました。
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最初の壁

2022-04-08 10:27:48 | 学習塾・勉強の仕方
新しい学校で新しい学年の新しいクラスの授業がいよいよ始まりました。

毎年この時期、うまく学校にアジャスト出来ない子達が必ず何人か現れて、教室ではその話を聞いたり、なだめたり 「人生、そんなものさ」なんてしょうもないことを言ってみたり、そんな光景があちこちのブースであります。

生徒たちの その戸惑いや苦しみは私にもよく分かります。 私も小中高と合計3回、上手く 学校の新しい環境に馴染めないことがありました。

一つは小3の、 例の性格的に少しおかしいところがあった若い女教師の時。 次が中2の時の、 これも女教師の、この時はもう初老の全くもって何を言ってるのか分からない更年期障害の塊のような人でした。3度目は高校1年生の時。もう亡くなってしまいましたが、後に県教委の高校指導部長までした、 後から思うと立派な人ではあったと思うのですが、その時は妙に溌剌としたところが非常に気になってうまくなじめなかった、若冠26歳の遅れてやってきた森田健作みたいな教師の時。

最初の頃によく彼は言いました。「いいか、俺はお前たちの兄貴だ!なんでも俺に言ってこい‼️これが青春だッ」

私たちはよく言ったものでした。「冗談じゃねえや。お前みたいな汚い兄貴なんかいるもんかい」

清水先生というこの人はそのうちラグビーボールでも抱えて「太陽に向かって走ろうぜ‼️」みたいなことまで言い出すんじゃないかと思うくらい、青春ドラマの見過ぎのような所があって、結局最後まで私には無理でした😂😂

あの時、私は誰に相談するでもなく、またできるでもなく、一人でその環境にどうアジャストしていくかということを試行錯誤するしかなく、結局はあまりうまくいかないまま辛い1年間を過ごしたて「トホホ」な毎日だったのですが 、そういうことは今の子供達にもあるのだということが 今は分かります。 少しでもそれを改善できるよう、 なにがしかのことをしてあげられたらいいなと思います。
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