先日、 平泉の衣川付近のことについて 書きました。 これで思うのですが、 子供たちに地理の授業をしている時に、なぜか 西から東、東から北の方に行くにつれ、子供たちの関心が 少しずつ薄くなっていくような気がします。あるいは 勘違いかもしれません。ですが、 確かにそんな気がするのです。
九州 はそれなりに覚えることがたくさんあります。 中国四国はそれほどでもなく(←ごめんなさい。悪気は全くありません) 近畿になると少し盛り返し、中部地方は盛り沢山。関東は多いようで それほどなく、次に東北ですが、ここは 子供達に覚えさせるべき項目が確かに多いとは言えません。覚えなくてはならない項目が多ければ、それだけ解説することも増え、子供達の意識も半ば強制的にこれらの地方に集中させられます。
その意味で、確かに東北地方はテストに出題される項目が多くはありません。ですが、 東北はそういうこととは別に、とても良い所だということを前提に、子供たちには色々と知ってほしいところです。
私自身それほど何度も 行ったことはないのですが、 初めて行った時は、その前に抱いていたイメージと違い、 そこには閉塞感や暗さはなく、澄んだ空気、青い空、広い道路、清潔で広い町 、郊外の起伏に富んだ素晴らしい景観などが、 東北の良さを初回で 私にたっぷりと分からせてくれました。
今日は東北と北海道についての授業もあります。楽しみです。