今、私は自分で スケジュール立てをして、 自由に時間を組み立てて仕事に臨んでいます。損保マンの時は、1日に20も30も やること、 計画立て、物事の準備といった面で やらなければいけないことが、 それこそ分刻みであって、それらの多くは上から、あるいは周囲から一方通行で「いついつまでにやれ」という形で押し寄せてくるものでした。 いわばそれが仕事のメインであって、肝心の仕事の本番は付け足しのようなものでしかなかったような気がします。
でも、思うにそれはそれで よかったのかなと。 勉強するとか何かを学ぶということも似たようなものだと思います。
勉強するということの 具体的なアクション、ペンを持ち本を開き机に向かうという作業を効率的に進めるために組み立てる スケジュール、必要なものを整え用意すること、 心構えをしっかりすることの方にむしろ重要な要素があって、それらがしっかりしていれば 勉強するという行為そのものはその時点でかなりうまくいっているのではないかと思うのです。
今、教室で子どもたちと接していると、多くの子達にはそういう意識が なく、従ってそういう準備あるいは計画立てということができているようにはあまり思えません。 いつもぶっつけ本番で事に臨む、それの繰り返しではないかという気がするのです。 これで効果を上げるというのは やはり少し無理があるのではないでしょうか。
みんながそれぞれ自分の頭で考え、計画を組み 心を構えることは、それぞれが持っている自由な時間の中で行う事がこの場合理想です。全てを他人からの指示待ちにするのではなく。