本田宗一郎さんの本を読んでいます。 とにかく面白い。 もちろん直接 存じ上げるわけではないけれども 、この本田宗一郎さんという人、 どこか 土の匂いがすると言うか機械油の匂いがすると言うか (←こちらの方が正しいんでしょうね) 、自然な形で親近感を抱かせる、それでいて紛れもない天才、といったところでしょうか。
この本田さんが面白いこと言っています。
本田さんは 子供の頃に読み書きが好きではなく、それあってか、後年になっても 情報などを仕入れるのに 、文字を読むというよりも テレビを見るなどのやり方が性に合っているのだそうです。
テレビの方が 本などから情報を仕入れよりも簡単に そして効率的にできるということのようですが、であれば今私たちは子供に向かって機械的に「ゲーム なんかいつまでもしているんじゃない」などと言って、 そんなものは 有害でしかないという決めつけをしたりしますが、 もしかしたら子供たちがするゲームも 別の見方をすれば 何かとても有用な ツール になるのではないか、そんな風に思いました。本田さんにとってのテレビのように。
私自身は 全くゲームをしないのでその辺りはよく分かりませんが。