第2場C ポーツネルの館・バラの庭
エドガー
『水車を作ってあげたよ
お前が 欲しがった水車
川に 浸けたら
くるくる 回る
お前の お目々も
くるくる 回る』
『お前の
手が届くまで
お前の 思いが届くまで
お前の 望みを僕が預かる』
メリーベル
『くるくる
くるくる
くるくる回る
私の 望みを』
森の捨てられたところを老ハンナに拾われたエドガーとメリーベルの兄妹。明日海りおさん演じるエドガーの、妹を思う、妹を守ろうとするお兄ちゃん感が可愛くて、メリーベルへの優しいまなざしが素敵な場面でした。メリーベルとエドガーのその後の運命を思うと、東京宝塚劇場千穐楽ライブビューイングをみたときにはなんとも切ないかぎりでした。バンパネラになる前の血の通った人間臭い、優しいお兄ちゃん、メリーベルはたったひとりの家族。みりおさん、舞台の上で時をいったりきたりしながら、幼い人間の少年とバンパネラになってからの血の通わない青年との演じ分けがきっちりとできていましたね。ほぼでずっぱりで衣装替えも多くて大変だろうなとちょっと心配になりました。華優希さんのメリーベルがフランス人形のようにかわいく儚げな雰囲気がよく出ていたことはもう何度も書いたとおりです。はるばる大劇場まで行って生で観劇したかいがありました。はしからはしまで美がつまった舞台。あの時間の、あの空間に戻りたいです。幕に薔薇の花びらがあしらわれているの、生ではわからずあとで薔薇の花びらがだったのか確認。
同じく第2場C ポーツネルの館・バラの庭
メリーベル「お婆ちゃま。私たちどこから来たの?」
老ハンナ「さあね・・・自分がどこの誰かなんて大切なことじゃやないよ。私も、レダも、エドガーもみんなお前が好きなんだから」
これも好きな台詞。
(舞台写真は宝塚ジャーナルよりお借りしています。)
シーラがまだ人間だったエドガーの首筋に口づけます。
なんどもでてきた吸血の場面が生々しくなく美しいの、宝塚だからこそだと思います。
エドガーがアランに初めて会った場面で首筋に口づける場面も妖しさと美しさが入りまじり、ぎりぎりのところでビジュアルの勝利といったところでしょうか。そのあとエドガーが制服のリボンを、止血のためささっとアランの腕にまきつけるところも素敵でした。

エドガーはメリーベルのためにアランを一族にひきいれようとします。

今日流して雪組初演『エリザベート』に飛鳥裕さんいらっしゃいます。当時雪組の副組長でした。宙組組長の寿つかささんは黒天使の一人でした。懐かしいです。『ポーの一族』東京宝塚劇場千穐楽をもって退団された飛鳥裕さんの姿を見届けることができたのもなんだか感慨深いものがある作品でした。ライブビューイングで拝見した千穐楽。最後のあいさつで「勝手にきて勝手に辞めるといった自分を花組があたたかく迎えてくれて嬉しかった」(ニュアンス)と話されました。楽日のマチネを一路さんが観劇されたと知り嬉しかったことはすでに書きました。第二の人生を宝塚音楽学校の職員として歩まれているそうな。そうやって受け継がれていくの、嬉しいです。唯一無二の美しい世界・・・。
お正月の宝塚大劇場。



お正月の宝塚ホテル。自分がかつて観劇していた90年代の作品のポスターがいくつもあったの嬉しかったです。





部屋でちっそくしそうになってきたので駆け足ですがこれにて。
エドガー
『水車を作ってあげたよ
お前が 欲しがった水車
川に 浸けたら
くるくる 回る
お前の お目々も
くるくる 回る』
『お前の
手が届くまで
お前の 思いが届くまで
お前の 望みを僕が預かる』
メリーベル
『くるくる
くるくる
くるくる回る
私の 望みを』
森の捨てられたところを老ハンナに拾われたエドガーとメリーベルの兄妹。明日海りおさん演じるエドガーの、妹を思う、妹を守ろうとするお兄ちゃん感が可愛くて、メリーベルへの優しいまなざしが素敵な場面でした。メリーベルとエドガーのその後の運命を思うと、東京宝塚劇場千穐楽ライブビューイングをみたときにはなんとも切ないかぎりでした。バンパネラになる前の血の通った人間臭い、優しいお兄ちゃん、メリーベルはたったひとりの家族。みりおさん、舞台の上で時をいったりきたりしながら、幼い人間の少年とバンパネラになってからの血の通わない青年との演じ分けがきっちりとできていましたね。ほぼでずっぱりで衣装替えも多くて大変だろうなとちょっと心配になりました。華優希さんのメリーベルがフランス人形のようにかわいく儚げな雰囲気がよく出ていたことはもう何度も書いたとおりです。はるばる大劇場まで行って生で観劇したかいがありました。はしからはしまで美がつまった舞台。あの時間の、あの空間に戻りたいです。幕に薔薇の花びらがあしらわれているの、生ではわからずあとで薔薇の花びらがだったのか確認。
同じく第2場C ポーツネルの館・バラの庭
メリーベル「お婆ちゃま。私たちどこから来たの?」
老ハンナ「さあね・・・自分がどこの誰かなんて大切なことじゃやないよ。私も、レダも、エドガーもみんなお前が好きなんだから」
これも好きな台詞。
(舞台写真は宝塚ジャーナルよりお借りしています。)
シーラがまだ人間だったエドガーの首筋に口づけます。
なんどもでてきた吸血の場面が生々しくなく美しいの、宝塚だからこそだと思います。
エドガーがアランに初めて会った場面で首筋に口づける場面も妖しさと美しさが入りまじり、ぎりぎりのところでビジュアルの勝利といったところでしょうか。そのあとエドガーが制服のリボンを、止血のためささっとアランの腕にまきつけるところも素敵でした。

エドガーはメリーベルのためにアランを一族にひきいれようとします。

今日流して雪組初演『エリザベート』に飛鳥裕さんいらっしゃいます。当時雪組の副組長でした。宙組組長の寿つかささんは黒天使の一人でした。懐かしいです。『ポーの一族』東京宝塚劇場千穐楽をもって退団された飛鳥裕さんの姿を見届けることができたのもなんだか感慨深いものがある作品でした。ライブビューイングで拝見した千穐楽。最後のあいさつで「勝手にきて勝手に辞めるといった自分を花組があたたかく迎えてくれて嬉しかった」(ニュアンス)と話されました。楽日のマチネを一路さんが観劇されたと知り嬉しかったことはすでに書きました。第二の人生を宝塚音楽学校の職員として歩まれているそうな。そうやって受け継がれていくの、嬉しいです。唯一無二の美しい世界・・・。
お正月の宝塚大劇場。



お正月の宝塚ホテル。自分がかつて観劇していた90年代の作品のポスターがいくつもあったの嬉しかったです。





部屋でちっそくしそうになってきたので駆け足ですがこれにて。