たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

ミッドタウン日比谷のだいもんジャック

2021年03月27日 19時38分01秒 | 宝塚
銀座駅のだいもんジャック
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/6a41f0ef1773b593bab2d5bb040e20d8

2021年3月13日(土)のミッドタウン日比谷、緊急事態宣言解除前で夜の8時を回ってお店のシャッターが下りる中、無事にだいもんジャックのお写真、撮ることができました。なかなかに待ちました。東京宝塚劇場への往路、または復路に必ず通る場所のはずなのに綾瀬はるかちゃんの化粧品の宣伝がずっと流れていたのでここじゃないのかと迷いましたがスクリーン見上げている方がいたのでここに違いないと待ちました。大きなスクリーンの前でスタンバイしていたら、同じく待っていた方が地下鉄との出入口の方が先に始まったと教えてくれたのでそちらもパシャ。雰囲気だけです。



























 東京宝塚劇場の退団公演、まさか友の会で当選するとは思わなかったので3,500円の席で観劇することができてほんとうによかったです。鳳真由さんがインスタグラムに書かれている宝塚大劇場公演と東京宝塚劇場公演との違いにうなづきました。

大劇場公演→運命色
東京公演→第九色

https://www.instagram.com/p/CMry7xNhcwN/




 『フォルティッシッシモ』、ベートーヴェンの第9の楽章の構成にしたがって物語が進んでいるのではないかというお話もなるほどそうなのかと。大千穐楽の配信で確認したいところです。Pーちゃん、少し前にべーちゃん(桜咲彩花さん)と一緒に宝塚ホテルの前で撮った写真を投稿しているから大劇場公演、べーちゃんと一緒に観劇したのかな。べーちゃん、多くは語らず大劇場の千穐楽はインスタグラムのストーリーで静かにエールを送っていました。オンデマンド配信で『Victorian Jazz(ヴィクトリアン ジャズ)』を楽しんだので、だいもん(望海風斗さん)の初主演作品で真ん中をかためた3人のつながりは永遠なんだあと胸があつくなります。


このポスター画像、よくみるとだいもんのベートーヴェンがナポレオンの大砲の上にすわっているところに、ウエクミ先生の作品に込めた強いメッセージを感じます。がんばって生きなくてどうするとカツを入れられたように感じたという感想をみかえてうなづいたしだい。




懐かしい恩師の言葉に触れる(6)

2021年03月27日 16時42分06秒 | 祈り
「たんぽぽさん賀正をありがとう。
 お元気で何よりですね。
 おかげ様と私もよい正月をむかえました。
 64才になりました。
 もうあと30年は生きたいとねがっています。
 たんぽぽさんのお嫁さん姿も見られると楽しみにしております。
 2才になる女児を守して、毎日動き続けていますので、おかげと元気です。
 ただおぼえじょうがにぶくなって、時々なべをガスにかけてこげつからかしてしまいます。
 今年はお互いによい年であるよう頑張ろう」

 昭和53年(1978年)の年賀状、先生は何才まで生きられてのでしょう。郷里にとどまっていたら先生の訃報を耳にすることもあったかもしれませんね。少なくとも70才は超えられたのかな。相手なんて誰もいいからとにかくお嫁さんになることが全て、お嫁さんにならないと売れ残り、みっともないと言われた時代、地域性に反発をおぼえました。婚活という言葉はまだなかった時代に会えばお見合い話ばかりの同級生にうんざりなりました。お嫁さんになっていれば幸せで、お嫁さんにならなかった自分は不幸なのか、わかりません。帰省によってすでに亡くなっている同級生も、早くにお嫁さんになり病で死に別れた同級生もいると知りました。自分の妹もさっさと死んでしまったので、同級生が知ったらびっくりということですが、生きるってむずかしいですね、苦しいですね、先生。いつまでどこまで自分を減らすように働かなければならないのか。うんざりしますが与えれた限りある命の時間、命あるかぎり生きるしかありませんね。苦しいことばかりの中でほんの少しでも幸せだと、生きていてよかったと思える時間があれば人生として正解でしょうか。信じても信じても希望は打ち砕かれます。こんな状況下でこれ以上なにを信じればいいのかわからなくなっています。それでも希望を失わなかった人だけが生き延びたと『夜と霧』の中でフランクルは語っています。希望、希望はどこにありますか、先生。