たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

映画『Endless SHOCK』(2)

2021年03月29日 23時02分27秒 | ミュージカル・舞台・映画
映画『Endless SHOCK』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/f38552470458e5591bb99dcd7ad9b44a

 映画館の中で拍手しても伝わらないのが本当にもどかしいですが、劇場で観劇している感覚で歌とダンスのあと、いちいち拍手を送りたい、カーテンコールも拍手を送りたいと思いました。一列後ろの方が拍手しているのがきこえて、私も小さくですが拍手しました。こうしてブログに綴ることで、楽しみましたよという気持ちが堂本光一君が率いたカンパニーのみなさまに伝わればと思います。一年前千穐楽まであと少しというところでの中止だったと記憶しています。なかなか手に入らないチケットを手にしてこの日を楽しみに待っていたファンがいることを思うと中止の決断はどれほど悔しかったことだろうと思います。それでもみんなの安全を考えての決断。こうして映像で届けてくれた東宝さんとジャニーズさんのコラボレーション、素晴らしい。

 映像作品としても素敵な仕上がりでした。ライブ配信とちがって編集のちからでそれぞれの表情を同時にアップで映し出して思いがすれ違うところを表現できるところは一編の映画でした。緊迫感のある殺陣の場面とラストシーンのドラマチックな盛り上がりも映像ならではと思いました。光一君の階段落ちの場面は上から撮った転がり始めるところからスタートで迫力もの。本物の日本刀に斬られている設定だったのはその後の展開でわかりました。血まみれになるところなんかもどういう仕掛けになっているのかと気になりました。細かいところまでよくできています。

 物語の舞台はブロードウエイ。劇場通りの看板の作品名が『My Fair Lady』『CHICAGO』『42nd Street』などなど。それをみるだけでもワクワクしました。なんでしょう、ウィーン発ともパリ発とも違うブロードウェイミュージカルという響きには人の心をワクワクと湧き立たせる魔力があります。物語ではオフブロードウエイからインペリアル・ガーデン・シアターという大劇場でデビューすることになったカンパニーのすれ違いと葛藤がわかりやすいように描かれているのでそれほど複雑ではありません。みんなで楽しめるよう、誰にもわかるよう創られていると思いました。見どころは全身を使ったダンスによる表現にあります。宝塚以外で次々とダンスナンバーが繰り広げられる舞台といったらジャニーズなんですね。滝沢演舞場以来でした。また機会があるといいなと思います。

 帝国劇場という空間、天井が高いし広い。もうすぐここで2021年の『モーツァルト』が開幕します。帝国劇場を包み込む圧倒的なミュージカル。日比谷シャンテではコラボキャンペーンがスタートしています。パネル展も観劇後にまたゆっくり。チケット取れているから、それまで死ぬわけにはいかないとの思いで生きる。信じられませんがでもほんとにこれでは死んでしまうと思ったら自己都合になろうとも逃げだす、やればやるだけ被害を受けるだけだとわかったので死ぬよりはいいという思い。だからまだ4月の定期券買っていません。長い3月あと2日、心のエネルギーチャージしたので明日は行けるかしらね。



ミッドタウン日比谷前の広場は春爛漫でした。








東京宝塚劇場リニューアル20周年パネル展-雪組(2)

2021年03月29日 12時49分06秒 | 宝塚
東京宝塚劇場リニューアル20周年パネル展-雪組
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/ffb211d6ff9ffcc3067ab8ea58081c76

 2021年3月13日(土)の東京宝塚劇場。

 わたしが久しぶりに宝塚へ戻ってきて最初に観劇した雪組作品は、中日劇場『星逢一夜』のライブビューイング。画面を通しても伝わってくるウエクミ先生の作品の熱量、杜けあきさんが築き上げた芝居の雪組、日本物の雪組の流れが受け継がれていることに胸があつくなりました。

 リアルタイムでは出会わなかった作品たち、オンデマンド配信で少しずつ出会えるかな。朝海ひかるさんの『スサノオ』とかすごくみてみたいです。朝海ひかるさんがトップスターになったとき、新人公演で主役の経験のないことが話題になったことを思い出しました。現役のタカラジェンヌさんたちが舞風りらさんとのコンビのダンスの素晴らしさをオンデマンド配信で視聴する番組で語っているので意識してみたいです。









 日比谷シャンテ2階にOGさんたちのポップアップショップが期間限定でオープンしていたのでのぞいてみました。入る時、貴千碧(たかちあお)さんが満開の笑顔で熱を測ってくれました。何も買えないのでみるだけですとことわって入ったのですが、綺麗すぎて、きたないばあさんの自分が恥ずかしいばかりで長くはいられませんでした。春花きららさん可愛かったです。鳳翔大さんはめっちゃ背が高くて足が長くてかっこいい後ろ姿だけ。まぶしすぎて声をかけるなど無理でした。みなさん妖精感。



 東京宝塚劇場リニューアル20周年を記念した公演チラシと舞台写真の第二期は、時短営業もあり時間なくって4月に帝国劇場で『モーツァルト』を観劇したあとにみようと思います。第一期のお写真ありますがまだ整理できずです。



 こうして心の拠り所である日比谷に行けなくなる日が近いうちに訪れることになる可能性大ですが今はわかりません。残念ながらおかしなところにはまってしまったとわかるばかりでこのままただ巻き込まれていたら4月末を迎える前に死んでしまいそうです。『モーツァルト』と星組の『ロミオ&ジュリエット』が待っているからまだ死ぬわけにはいかない。自分を守りながら契約終了で逃げ切ることを目指すのみ。