たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

丸の内KITTE-挑戦し続ける宝塚歌劇(1)

2021年04月04日 22時52分31秒 | 宝塚
「TO THE NEXT TAKARAZUKA-挑戦しつづける宝塚歌劇-」
https://www.tca-pictures.net/next-takarazuka2021/



 本日最終日、なんとか無事に丸の内KITTE会場に行ってきました。みすぼらしい自分の写真とかはいらないのでとにかく巨大パネルと映像をみたいと思いました。2018年8月、歌劇創刊100周年を記念した展示以来のKITTE。規模はやや小さくなったかもしれませんが、延期になっていたのがようやく開催。今回は二番手スターさんの巨大パネルも展示されていました。撮影はレスリー・キーさん。ジェンヌさんたちの自然な美しさがよりひきたつ大きな写真につかの間現実を完全に忘れて気持ちがあがりました。映像コーナーは月組の『WELCOME TO TAKARAZUKA』と『ピガール狂騒曲』からいちばんの見せ場をピックアップ。映像はロケットが初舞台生だったので大劇場公演ですね。ロケットに背の高い男役さんたちをずらりとそろえた貴重な東京公演を11月と12月に一回ずつ観劇したときの、楽しく幸せな時間を思い出しました。心にぐっとせまってきた月の巻、べートーヴェンの「月光」が流れる中で月色に輝く扇が舞う演出は、現在東京公演中の雪組『フォルティッシッシモ』へとつながっているのかと思うといちだんと胸があつくなりました。ラインダンスとカンカンの場面には、タカラジェンヌってほんとにすごいなとあらためて思いました。まあ様(朝夏まなとさん)が退団挨拶の中で残した言葉、「この唯一無二の世界が永遠でありますように」を思い出しました。憧れから憧れへと、思いが受け継がれて100年以上続いている、女性だけが演じる世界、他にありませんね。東京駅から有楽町駅が近づくと1000days劇場の赤い屋根がみえました。劇場内の様子を具体的に思い出すことはもうできませんが、仮設とは思えないしっかりとした創りだったように思います。久しぶりでなつかしいことしきりでした。











キキちゃんと愛ちゃんの並びを撮るのは内側だったのでちょっとむずかしかったですがなんとか撮れました。











トップコンビの写真、宙組はまかまどでした。雪組はのぞコン、インパクトあります。まさかの東京公演チケット当選は奇跡で二度と戻らない貴重な時でした。












友の会から送られたもともとの2020年公演スケジュール、ちょうど半年おくれで間もなく迎える雪組トップコンビ退団公演千穐楽、無事にたどりつけるようにと祈り続けていますよ。オンステージでみるナウオンステージとぽっぷあっぷタイム、まだまだ気がついていないところがたくさんあるんだとわかったのでライブ配信はプログラム片手にみます。



オリンピックまでのカウントダウン、赤レンガの東京駅なども撮ってきました。少しずつまた整理しながらアップできればと思います。

つらい一週間が待つ、10日後は帝国劇場の『モーツァルト』、その前に一週間後は雪組のライブ配信、エリザベートのガラコンもみんながいちばんみたい花組と宙組のフルコスチュームバージョンのライブ配信、確定申告で少し税金戻ってくるから自分に許してもいいですかね、現実逃避の時間がないとやさぐれます。苦しい人生ですが楽しく幸せな時間もこれからもあります。だからまだ死ぬわけにはいかないやね。その気持ちで一日一日カウントダウン。


モタメディ遥子『シルクロードの十字路で』(5)

2021年04月04日 13時04分32秒 | 本あれこれ
モタメディ遥子『シルクロードの十字路』(4)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/e7ede571ded2f0bb554f720a614b2370

「《文明の十字路 アイハヌム》

-めまぐるしく支配者が変わったところである-

西暦紀元前6世紀
  
 古代ペルシア、アケメネス王朝の配下

西暦紀元前2世紀後半

 中国西部、きれんざんから匈奴に追われて西進した大月氏の版図に入り、それ以後、大月氏の任じたきゅう候の中から台頭したクシャーン族によって治められた。

クシャーンは西暦紀元2世紀を全盛期として大帝国を築き上げたクシャーン朝の中国での呼び名。ワハン地方にあるハンドゥード出身と考えられている。全盛期には東の後漢、西のローマ帝国、西アジアのパルチア王国も繫栄し、東西交易が盛んに行われていた。

バクトリア地方は、交通路の東西南北に分岐する交流点にあたり、”シルクロード”はこのあたりを縦横に走っていた。アイハヌムは、カシュガルーサマルカンドをつなぐ道と、バダクシャン-バクトラをつなぐ道のちょうど中間に位置する。」