09/3月期決算が発表されたが自動車と並んで日本のリーディング産業であった電機各社の決算は眼を覆うばかりの内容だ。主要9社の中で黒字だったのは三菱電機1社のみ、東芝とソニーは営業段階で2000億を超える赤字で、東芝のJ-CDSの値は400を超えている。何故だという疑問が湧いてくる。もちろん経営者の能力が問われ、何社かは交代しているが、それだけで立ち直れるのであろうか?また構造改革と称して工場を閉鎖したり、人員整理をしているがそれで立ち直れるのだろうか?いずれも難しいと思う。ソニーを例に取ればウオークマンのごとくきらめくような新製品で世界のデファクト品を開発してきたが最近は米国のI-POD,I-PHONE、の登場でお株を奪われ、起死回生で液晶大型テレビを出したが米国市場では米国社のヴィジオの安売り(42インチで10万円)に対抗できず大赤字で傷を深くした。
この分野ではDSの任天堂が1社気を吐いているのみ、要はイノベーションが生み出せないところに日本の電機産業が危機に落ちている原因があるのではないだろうか!この危機以前の経営を見ても、何万と博士がいながら成果が出てないのは、人を大切にする経営を忘れ目先の利を追う短期的な視野に陥り、人件費の安さで表面上は利益が出ていただけだったのではないか、
ソニーはIBMからコンサルタントをむかえ立て直しを図るというがそれでイノベーションができるのだろうか、何かピントが外れている気がしてならない。半導体は合併によって危機を切り抜けようとしているが、最近のETC不足で明らかなようにマーケッティングのお粗末さは滑稽である。ETCは高速1000円政策で今年に入り極端な品不足、多分今必死にETC用チップを増産しているだろうが今度は作りすぎて値段が下がり赤字になるだろう。
この分野ではDSの任天堂が1社気を吐いているのみ、要はイノベーションが生み出せないところに日本の電機産業が危機に落ちている原因があるのではないだろうか!この危機以前の経営を見ても、何万と博士がいながら成果が出てないのは、人を大切にする経営を忘れ目先の利を追う短期的な視野に陥り、人件費の安さで表面上は利益が出ていただけだったのではないか、
ソニーはIBMからコンサルタントをむかえ立て直しを図るというがそれでイノベーションができるのだろうか、何かピントが外れている気がしてならない。半導体は合併によって危機を切り抜けようとしているが、最近のETC不足で明らかなようにマーケッティングのお粗末さは滑稽である。ETCは高速1000円政策で今年に入り極端な品不足、多分今必死にETC用チップを増産しているだろうが今度は作りすぎて値段が下がり赤字になるだろう。