行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

飲み放題にワインは入れないで

2010-11-28 19:01:43 | Weblog
最近のデフレを反映してかレストランでの宴会メニューでアルコール飲み放題がセットになってるケースが多い。ビールなら結構だが、ワインだけは止めてほしい。飲み放題に出て来るワインはフランスワインにしろイタリアワインにしろこれがワインかと思われると困る代物が出て来る。焼酎ファンもアルコール焼酎が出て来るケースが多く一緒かもしれない。

昨日、久しぶりに慶事があり、横浜の5つ星ホテルに宿泊した。さすがにてきぱきとした従業員のサービスといい、設備は一流だった。でもね-という点が二つあった。一つは宿泊料が高いということ、これは仕方がないし、欧州のホテルでも同様の値段で納得づくで利用している。しかし食事代は驚きの価格で、朝食がビュッフェ形式で3200円余、ドル換算だと40ドル弱、米国ならディナーの予算だ。観光立国をうたうのであれば何とかしてほしい。

もう一つ、このホテルでも、1700円で飲み放題しかもワインも含めてやっているカフェがある。他のレストランに対抗しているのだろうが酔っぱらえば満足という人ばかりということはないだろう。どんなワインを出すのか判らないが、部屋の冷蔵庫のワインはスペインのテーブルワインだったのでおよそ想像が付く。このスペインのテーブルワインがなんと2500円、ワインをやめて700円と高いが品質の決まっている缶ビールえびすにした。飲み放題のワインはおそらく小売り価格一本500円くらいのものだろう。

円高になり、このホテルの値段は外国人に取っては印象が悪い、私が買うキャンティはここのところ700円台のものもあり、せめて飲み放題や部屋のワインはキャンティクラスのものにして貰いたい。
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