40年以上も前のこと、最初に履いたスキー靴がイタリア製ドロミテ、かなり高価のものでスキーを止める最期まで大事に使った。その時からドロミテに1度は行きたいと思っていたがようやく願いが叶い、そのユニークで奇っ怪な山塊にようやく会えた。拠点はコルティナ・ダンペッツォ、洗練されたリゾート地といった感じだ。そこから北イタリアの大都市ボルツアーノまでいくつもの峠を越え、ドロミテ街道を走る。
コルティナ・ダンペッツォ
ドロミテ街道最高地点ポルドイ峠(標高2239m)このあたりの北イタリア地域はかつてはオーストリアのチロル地方で、第一次世界大戦でイタリアに帰属したドイツ語圏だ。峠の茶屋のおばちゃんも「ダンケ」とくる。
このあたりの山塊で最高峰はマルモラーダ山3343mで、カレッツァ湖を最後に山塊をおりる。
ボルツアーノはドイツ語圏の最大都市、山に囲まれた盆地で国境の街だ。
教会の屋根は東欧楓だ
周囲の山は葡萄畑が上へと拡がる