環境を考え、車利用を制限するためフランスでは路面電車が各都市で推進されている。2年前、ニースの路面電車のデザインに感心したが、中世の街ランスにも路面電車が走り出した。そのスタートを切ったのが1980年、ストラスブールだ。どの街も建設には苦労したようだが、フランスだけに各街の路面電車はデザインが素晴らしい。
今日は、ストラスブールに泊、ワイン生産地を訪ねた。アルザス地方のワイン生産地は、ボーヌ山地の 東側 に 展開する広大な畑だ。ここのワインの特徴は、1品種から造るということで、ボルドーのように何種類かの品種を混ぜるワインと対極をなす。アルザス地方の白ワインはリースニング、ピノグリージョ、ゲベリュツトラミネールの品種から造られ、順番に辛口、中辛、甘口のワインだ。日本ではゲベリュツトラミネールは珍しく、ここで初めて飲んだ。ドイツワインのアウスレーゼを彷彿させるワインだ。
アルザスワインの中心地リクビルは美しい村だ。