セクハラ都議会と揶揄されている我が都議会、5日経ってようやく1人の議員が自分がやったと名乗り出て、謝罪した。しかし、都議会として調査委員会を発足させ、ヤジ議員を特定し処分をすべきなのに傍観している。自浄能力ゼロでは解散するしかない。
一強与党の奢りがそうさせているのだろうか?5日経ってから名乗り出るとは、嵐が通り過ぎるのを待ってれば何とかなるとの思惑か?これまで日本の政治家のスキャンダルでは金目のものが多く、皆やっていることだからと平然としている大物政治家もいる。辞任した前知事は脇が甘い、素人だなどと言われているが、現在の世論は政治家に政界や議会の慣習とは違う一般常識を厳しく求めている。今回のセクハラヤジは世界の常識を逸脱した発言で、しかも都議会という公の場で起きたことだけに解散し、出直すくらいの重みがある。
声紋判定をするとみんなの党は言ってるが、それで犯人を捜すことは都議会自体を貶めることで、むしろ都議会議員全体で調査委員会を作り、その場で名乗り出ることを求めることだ。やじった議員の周囲の議員は名乗り出ることを説得すべきだ。それにしても情け無い話だ。