早朝から日本列島は日本の1次リーグ敗退でムードが悪かった。サッカーには素人の自分でさえ、世界のレベルの高さを実感した。せめて(判定勝ちだった)ギリシャを破っていれば展開は変わったかもしれないが、れば、たらは止めておこう。
日本チームとしては史上最強と言われて臨んだが、コロンビアやコートジボワールとの戦いで日本のチームワークは圧倒的な相手の突進力に敗れた。カウンター攻撃の凄まじさはコロンビアのマルチネス、ロドリゲスの突進を防げないことにあったが、一流選手のスピードを目の前にして日本ディフェンス陣は追いつけなかった。今回全体的に南米チームが勝ち残ったことを考えると原因は気候のせいにもあっただろう。
欧州チームでは常勝のスペインをはじめ英国、イタリアといった名門も1次リーグで敗退した。オランダ、ベルギー、フランス、ドイツは残ったので、欧州と南米チームのこれからの戦いが面白い。特にオランダは緒戦で欧州の王者スペインを破り、まさに破竹の勢い。チームの中心のロッペンのドリブルのスピードと突進力には今回初めて見たせいか、鳥肌が立つという表現がぴったりだ。
ロッペンとロドリゲス、メッシの対決実現すればワールドカップはこれからが面白い。