行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

米国のパンがうまくなったという

2015-06-07 23:27:35 | Weblog

米国人気ナンバーワンとの呼び名が高い「タルティーンベーカリー&カフェ」「パリッとしながら、しっとりしている」と米ニューヨーク・タイムズ紙が絶賛するタルティーンベーカリーのクロワッサンが日本で食べられるというニュース。眉に唾をつけて読んだ。初めて米国への出張時、砂糖がかけてあるパンや喉がつかえる蒸しパンが並んる朝食ブッフェで往生したことがある。それも5つ星ホテルでの話、その後カナダトロントへ飛び、フランスパンのデニッシュやクロワッサンにありつけほっとした。

それ以来米国に出張する時は、フランス系のメリディアンや日系のホテルに泊まることにしてきた。最近では米国系のホテルでも朝食にクロワッサンが出ているが、味はもう一つだった。今回のパン屋さんには寄ったことはないが辛口のニューヨーク・タイムズが褒めているので確かだろう。記事によると、パン職人かつオーナーはフランスで修行をしてきて、サンフランシスコで創業以来13年行列が出来る状態で、アラン・デュカスも注目しているとのこと。

2013年には、食を専門とする米オンラインマガジン、デイリー・ミールの「米ベストベーカリー・トップ50」で1位を獲得。クロワッサンをベースにしたドーナツ「クロナッツ」が大ヒットしたニューヨークの「ドミニク・アンセル・ベーカリー」を抜き、全米トップのベーカリーの座を射止めた。

準備中の日本で開店する場合は、北海道の小麦粉を使うというから面白い。日本の有名フランスパン屋は何種類ものフランス産小麦を使用している。日仏小麦対決フランスパンが出現するわけで大いに期待したい。

コメント
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