行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

1000万人に3万円ばらまく?

2015-11-28 22:56:59 | Weblog

一億総活躍の施策として、先日このブログで「最低賃金の毎年3%引き上げ」について、これまでの内閣には見られなかったと評価したが、その後、高齢低所得者1000万人に3万円支給という報道には驚かせられた。典型的なバラマキであり、人気取り、選挙対策が見え見えあまりにも国民を馬鹿にしている。

高齢低所得者に3万円支給したら、普段我慢している飲食にそのほとんどを使用するだろう。確かにその分消費は増えるが、それが活躍していると言えるのだろうか。家から出てカラオケボックスに行くかもしれない。しかしそれで終わりとなり、国家財政の危機はそのままだ。日本の財政は国の借金である公債残高は807兆円、GDP500兆円をはるかにこえる現実を無視したバラマキだ。日本の政治家はややこしいことは先送りにするという性向があり、それが世界一の借金大国にしてしまった。

何となくわびしさを感じる冬景色

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