各航空会社はエコノミークラスの狭い座席を少しでも広くしようと競争している。主に前の座席との間を10 Cm広げたとか皮製の椅子にしたとか知恵を絞っているが、最も多くのニーズには応えていない。高齢化が進む日本では海外旅行の主客はシニアで、若い人は親の付き添いで来ると言った光景が大方だ。先日もスイス旅行の中で男のシニアが通路側の席をと必死になっていた。ところがほとんどの大型機の席は3-4-3で2-4-2という席は最後尾ぐらいだ。真ん中の4席は通路にはさまれ、最も人気が有り、夫婦席として最適だ。シニアにとって最悪は窓側の席で、トイレに行くには2つの座席をスキップしなければならない。スイス旅行ではJALのチャーター便であったので、借り切ったトラピックス社は事前に追加金を取って通路側の席を保証するほどだった。
2-4-2の小型機の場合、ほとんど問題は無い。大型機の座席配列に知恵を絞って解決できないものだろうか。机上では3-4-3を2-4-4にし、窓側に通路を設ければ良いのだが、飛行機の機体は丸みをおびているので難しいかも。座席の幅を工夫するとか、欧州の飛行機の中では座席の幅が異なるケースもある。
シニア用エコノミークラスということで2-4-2の座席をプレミアエコノミーの下に創ることも考えても良いのでは
シニア用エコノミークラスということで2-4-2の座席をプレミアエコノミーの下に創ることも考えても良いのでは