行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

もり・かけ解散総選挙!

2017-09-22 22:37:30 | Weblog
ついこの間、安倍首相は新たな内閣を発足し、仕事師内閣で出直しと言っていたのが、臨時国会冒頭解散、10月22日選挙という。政治の世界は一寸先が闇と言うが、それにしてもメチャクチャで、国会開催を伸ばしていた間、森友・加計問題で新事実が出てきて、臨時国会で触れられたくない深い闇があると思わざるを得ない。消費税の使い方を国民に問うなどと言いつくろっているが、大義も名分もない解散で、もり・かけそば屋で解散という歴史上汚名を残す国会となった。
 
選挙をやるからには勝たなくてはならない。猿は木から落ちても猿だが、国会議員は落ちたら普通の人となる。野党が弱い時を狙いたいという自公の議員の心理が、安倍首相を推したことは間違いない。選挙だけは何が起こるか判らない。私も現役の頃組織が抱えていた国会議員の選挙応援に駆けずり回った。出陣式の前日訪れた常勝の候補者は急遽入院したと言われ、出陣式には奥方に出て貰ったが、朝になったら入院の噂は選挙区に拡がり、あえなく惨敗。最近はSNSでフェイクニュースを流され選挙期間中に挽回できないこともあり得る。
 
野党も危機感から死に物狂いで陣営を固めることだろう。もり・かけで新事実が暴かれれば、自公は苦しくなる。英国の二の舞が起こるかもしれない。
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