行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

年金生活者のマネー、ワクチン相場

2021-04-20 16:21:52 | 年金生活者

2月中旬、30年ぶりに日経平均株価が3万円付けた後低迷、今日は29000円がどうにか守れたという相場、米国はNYダウもS&Pでも史上最高値を更新している。この差は何だと証券アナリストがいろいろ振り回されている。日米とも企業の決算は上向きなので、結局はワクチン接種率の差というのが真実味をおびている。欧州も米国ほどではないが接種は進んで、株価も連騰を続けている。

日本のワクチン接種率は、高齢者ワクチン接種開始とマスコミが報道するが遅遅としている。お昼のニュースでは青森県むつ市では、医療関係者のワクチン接種率が20%なので、高齢者のワクチンを医療関係者にまわすと報じている。ワクチン接種する医療関係者が高齢者に接するのに不安感を持つからという、当然だろう。

また、予約の電話が通じず高齢者が市役所に押し寄せているという悲喜劇も報じられている。最初に医療従事者、次に高齢者と政府の発表はどうなっているのか?今頃、首相が米国でファイザー社社長に電話でワクチン供給をお願いするとは恥ずかしいかぎりだ。記者会見で「ワクチン接種も出来てないのにオリンピック開催は疑問」という専門家の意見を菅首相はどう思うかという米国記者の質問には答えなかった。結局ワクチン必要量が確保できてなかったから小出しにしてごまかしていたことが明らかになった。一方肝心の厚生労働省ではクラスターが発生、国民の協力で何とか頑張ってきたが、そろそろ限界点、その1幕が大阪の医療崩壊かも。

河野担当相胸はって、9月まで国民皆接種と記者会見したが、コロコロ変わる発言で、株価は反応しなかった。本日29100円で何とか下げ止まった。

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