16年の実質賃金5年ぶり増、久しぶり明るいニュース
厚生労働省が6日発表した2016年の毎月勤労統計調査(速報値)によると、物価変動の影響を除いた16年通年の実質賃金は前年から0.7%増えた。ほんの僅かだが、長い低迷からぬけて5年ぶ......
昨年は景気が良いというのに、実質賃金はまたもやダウン、厚生労働省が7日発表した2017年の毎月勤労統計調査(速報値)によると、物価変動の影響を除いた17年通年の実質賃金は前年から0.2%減少した。16年はようやく上向きになったと思ったが逆戻りした感がする。企業は突出して内部留保を貯め込んでいるのに、昨年の連合春闘の賃上げは僅か1.98%、全体では残業も入れて0.4%しか増えていない、物価はガソリンだとか生鮮食料品を中心に0.6%上がっているので、実質賃金がダウンする。
労働時間はフルタイム労働者で月168.8時間で残業も14.6時間やっての結果だ。日本経済の不振の原因である消費が増えないのも肯ける。米国では減税をすると言ったらすぐ時間給が2.9%増え、消費が過熱する(金利が上がる)心配をして株価が大幅に下がったくらいだ。ドイツからの最新ニュースでは金属労組が4.3%の賃上げで労使合意をし、景気に加速をかけた。
2018年春闘では何としてでも3.5%の賃上げをし、全体に波及させてもらいたい。そうすれば絶えて久しい年金も多少は上がるのでは・・・・
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