結論は簡単、高みの見物に徹し決して手を出さないこと。慌てて売ってはいけないし、更に下がる事を考えれば慌てて買うこともない。5日のNYDOW(ニュ-ヨーク市場ダウ平均株価)は1,175ドル安と過去最大の下げ幅を記録した。しかし「下落率」では-4.6%と1987年10月19日の月曜日に起きたブラックマンデー時の-22.6%もに較べれば、調整の範囲内だ。米国株の推移を見れば、時間が経てば、元に戻り右高上がりになっている。
1900年から現在までの株価、最大の下落は1929年、
資本主義が続く限り、NYDWや日経平均株価は時代を代表する企業の株価であり、ファンダメンタルズと良く云われる財務がきちんとしていれば、慌てることはない。株価は変動する限り、投機の対象にもなる。投機は逆に変動しなければ成り立たない。5日のNYDWは午後3時から15分間で1600ドル近く急落した。専門家は「明確な下げの理由が特定できない暴落」と表現し、「どんな力学が働いたかを明言するのは不可能だが、下降局面の最悪場面で投資家の多くは機械が狂ったのではないかと感じた。ニューヨーク時間同日午後3時過ぎから約15分にわたって起きたあまりに速いペースでの売り注文殺到は、生身の人間の仕業とは思えなかった」とコメントしている。
プログラムされた高速コンピュター売買が市場に大きな影響をもたらす。素人には全く縁のない話だ。定年生活者は一月も経てば元に戻ると決め込み眺めているだけだった。それ以外の対処方法は今のところない。
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