行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

嚥下障害リハビリ訓練

2018-02-12 22:25:55 | 生活
サルコペニア、フレイルという高齢化社会での現象を表した医学用語がある。サルコペニア(筋肉喪失)とは、加齢に伴って筋肉が衰えた状態で、フレイル(虚弱)を招く注意すべき状態で、フレイルは、加齢に伴う心身の変化と社会的、環境的な要因が合わさることにより起こる。
 
その典型的な現象が嚥下障害で、先日ロータリークラブの定例会で医師から卓話があり、自分も最近気管支が狭くなることもあり、高齢の父が何回か嚥下障害肺炎で亡くなったので人ごとではない。だけど正直、嚥下障害が予防できるとは初めて聞いたので、これは大いに喧伝する必要があると思い先生の話を紹介したい。
 
嚥下障害も、高齢化で喉の筋肉が弱くなっていることで増加し、誤嚥性肺炎が多くなり、肺炎死亡率は一番となっている。簡単な嚥下障害リハビリ訓練は予防効果がある。
口腔ケアが先ず基本で、食事の前に次の嚥下体操を実施する。
1,口すぼめ深呼吸(鼻から息を吸いゆっくり口から出す)2,首を回す3,首を左右に倒す4,肩を上げ下げする5,両手を挙げ軽く背伸びする6,頬を膨らませたり、すぼめたりする7,舌で左右の口角を触れる8,息が喉にあたるように強く吸って止め、三つ数えて吐く9,発声練習(カラオケが良い)10,口すぼめ深呼吸
 
他に、唾が出る訓練として、頬のマッサージ、ガムやスルメなどで必要な筋肉を鍛える咀嚼訓練、仰向けになって頭を上げる訓練で、首の周りの筋肉を鍛える。
 

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