35歳を軸に20年後の日本を見るという視点から不安いっぱいの現在をどう変えたら良いのかというのがテーマであった。現在の代表例として35歳4人家族の正社員が賃金カットにあって年収300万円台で苦労していることが紹介された。月15万のローンを払いながらどういう生活をしているのか考えるだけでも辛い。まして非正規社員では結婚すら考えつかないと紹介され、このままでは日本は人口減から20年後は医療も介護も年金も崩壊すると予測している。
これに対し対策として出てきた社会政策は目新しいものではないが英国の職業訓練と就職の連結したシステムは日本でようやく実行し出したし、中国地方の山村では都会から若い夫婦を引きつける政策をとり活気が出てきた例などは希望が持てる。2万円の家賃と2000円保育所の完備で若い夫婦はローンと月7万円の保育料で喘いでた大阪の生活を見限りその山村に住み着いた。フランスではそれを全国的に展開し、1.6であった出産率を2.2まで引き上げた。
これからは産業政策による失業対策よりこうした社会政策で内需を大切にして行く時代なのだろう。国際競争力も貿易立国の日本では大切だが、企業が残っても少子化で国民がいなくなる悲劇は避けたいものだ。
今日国会では「私は2人の子供を産んで義務を果たした」等と失言した首相には子供を産めない、結婚できない若者の貧困は理解できない。
これに対し対策として出てきた社会政策は目新しいものではないが英国の職業訓練と就職の連結したシステムは日本でようやく実行し出したし、中国地方の山村では都会から若い夫婦を引きつける政策をとり活気が出てきた例などは希望が持てる。2万円の家賃と2000円保育所の完備で若い夫婦はローンと月7万円の保育料で喘いでた大阪の生活を見限りその山村に住み着いた。フランスではそれを全国的に展開し、1.6であった出産率を2.2まで引き上げた。
これからは産業政策による失業対策よりこうした社会政策で内需を大切にして行く時代なのだろう。国際競争力も貿易立国の日本では大切だが、企業が残っても少子化で国民がいなくなる悲劇は避けたいものだ。
今日国会では「私は2人の子供を産んで義務を果たした」等と失言した首相には子供を産めない、結婚できない若者の貧困は理解できない。