ネット選挙が解禁となったが、ブログでの応援は良いが、候補者や政党以外の人がメールで支援をお願いすることはダメとのこと。現在、私には政治のしがらみは一切ないがかつて組織で旧友や後輩を衆参へ送り出してきた。今回の参議院選挙では兵庫地方区から立候補している辻泰弘君が該当する。
兵庫県民のご支援を得て、是非再選させて頂きたい人材で、彼が厚労副大臣になったとき、2011年9月6日のブログで彼のことを次のように紹介したので再掲した。ねじれ解消という議論があるが、参議員の存在価値は政党より人を重視すべきで、衆議院のコピーでは存在価値はなくなる。
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「副大臣、政務官も決まり、野田内閣の布陣が完成した。私の古くからの友人が何人か入ったが、嬉しいのは学生時代から政治を志した辻泰弘参議院議員が厚生労働副大臣に任命されたことだ。彼は東大を出て官僚や大企業への就職もせず、ひたすら政治家への道を精進してきた。彼は当時の民社党政策スタッフに入り、労働運動の中で政策を担当していた私と政策課題について忌憚のない議論を闘わした。
当時は私も40代、辻さんは30代という若さで、衆議院選挙で兵庫2区、後10区から立候補し挑戦した。兵庫には三菱電機労組の大きな支部がいくつかあり、私は選挙応援にかけつけたが民社党の地盤は弱く、3回の落選を経験した。その間15年、何のバックもない彼は苦労したと思うが初志貫徹、シンクタンクで年金制度の研究を続けた。このへんが小沢チルドレンと違うところだ。
連合が結成され、連合の政策に関与した後、2001年、参議院兵庫地方区から立候補し、見事に当選した。よほど嬉しかったのか最初の本会議質問のビデオテープを送ってきた。今年で10年、ようやく厚労副大臣となり、永年研究してきた年金改革の主役になろうとしている。前回の選挙では国民が最も必要とする政策は社会保障であった。この大震災で復興が第一だが、年金改革も待ったなし、与野党協働で停滞している改革を前進して欲しい。
学生時代の夢が実現しつつあるかつての若者も55歳だ」