箱根登山電車の強羅駅から坂道を上がったところにある「強羅公園」
傾斜地にある公園は 坂道と階段でなり
正門と西門とでは約40mの標高差がある。
正門からのアプローチ
フランス式整型庭園「強羅公園」の中央にある噴水
強羅公園は、強羅温泉郷の開発に伴い強羅総合開発の
一環事業として箱根登山鉄道の前身である
小田原電気鉄道によって企画され、
主に華族など上流階級の親睦・保養施設として、
1914(大正3)年に開園された。
当初は、開園当時は「強羅園」と呼ばれ、
洋風庭園に隣接して和風庭園が設けられていたが、
和風庭園は、その後 第二次世界大戦中に
世界救世教団に譲渡され、
現在は 箱根美術館の庭園として残されている。
洋風部分は自然の岩石を活かしていたので、
“東洋一のロックガーデン”などともいわれた。
戦後の1957年に有料公園として一般開放され、
植物園・体験型工芸施設などが整備された。
2014年8月20日には開園100周年を迎えている。
庭園面積は、約11,000坪(36,400㎡)。
2013(平成25)年に 国の「登録記念物」に指定された。
噴水の奥に聳えるヒマラヤ杉は、
開園時にイギリスから輸入された。
イングリッシュローズガーデンには、
バラ、約140種 約1,000株が咲く。