中央駅前の広場奥に1872年に創建され、
1902年に 現在の中央駅前広場に移された、
国内最古の劇場が見える。
灰色の御影石と赤レンガで
造られた建物は、一見教会のようだが
アールヌーヴォー様式の国立劇場だ。
さまざまなジャンルの演劇を
フィンランド語で上演する劇場だそうだ。
また、手前に見える像は、
国民的作家「アレクシ・キヴィ」
(1834-1872)の記念碑。
フインランド出身の小説家、
劇作家で38歳で夭折したが、
文学活動は 1860年代から
10年と短い期間であった。
しかし、新ロマン主義、自然主義、写実主義を
フィンランドにおいて先取りした作風で、
“フィンランド国民文学の父”と称された。
主著は「七人兄弟」。
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