花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

栃木県・佐野かたくりの里/足利散歩=後編

2006-04-03 | 花・風景・旅・他
後編です。

前編の、佐野といえばラーメンですが、足利は蕎麦です。
足利駅から蕎麦屋まで歩き、そばがきと盛り蕎麦、天ぷらを食べお腹が満足になったところで町を散策しました。 
当然ほろ酔いです。 はい、飲みました(ちょっぴりだけです!)。


足利駅周辺はいつから町作りをはじめたのかわかりませんが、主要な道は電線が地中化され、歩道も広くきれい歩きやすいです。 新旧の店が入り交じり統一感はありませんが、都心から離れた不便な駅近くにおしゃれなブティックが何軒もあるのに驚きました。ええ、表参道かと・・・(言い過ぎですが)


織姫神社

古くは織物の町だった足利、織物にちなみ明治に建てられた織姫神社はその後焼失しましたが足利銘仙が盛んになった昭和初期、再建されました。
神社までは階段が229段(と書いてある)、息切れしました。 ゼー、ゼー



鑁阿寺(ばんな寺)

足利義兼が1196年に大日如来を祀ったのが始まりで、3代義氏が氏が堂塔伽藍を建立し足利一門の氏寺としたは関東八十八ヶ所巡りの第十六番所でもあり、土塁とお堀をめぐらせたほぼ正方形の寺域は鎌倉時代の武家屋敷の面影を今に伝えます。



足利学校

(現在の建物は再建されたものです)


足利学校の創建は奈良時代、平安、鎌倉、と諸説ありますが、その歴史が明らかにされるは室町時代。 関東管領になった足利憲実が衰退していた学校を整備、書籍を寄進し庠主(校長)を招き入れました。フランシスコ・ザビエルによって海外にも紹介されたそうです。=足利観光協会の案内より抜粋=
拝観料を払うと「足利学校入学証」と印刷されたものとパンフレットを渡されます。(とはいえ、出るときに卒業証書はないです)

いつの間にか日がだいぶ傾いてきたので急ぎ足で駅に戻り帰路につきました。
往きは宇都宮線経由、帰りは高崎線経由で(両毛線は栃木(宇都宮/小山)と群馬(高崎/前橋)をつないでます)ぐるりと回ってみました。 ・・・高崎線経由は遠かったです。

この両方の電車、毎日の通勤で上野まで利用してるんですが、反対方向に乗るのは大違いなんだー、とつくづく。


さて、おまけ


ばんな寺のお堀 桜がきれいです

お城のお堀みたい

ばんな寺の門

大ねこ等を捨てないでください」
と大まじめに読んでしまいました<?@@?> 

そんなわけないよねー
「犬、ねこ」の点の部分がほぼ消えてしまってたんですね

で、やっぱり最後の〆はスィーツです

香雲堂本店の古印最中
皮はうすく中の餡はソフトめでたまらなくおいしいです


この最中にそっくりな「古銭最中」を売るお店が近くにあります。
名前は香雲堂本舗。。。 なにやらアヤシイ空気を感じますなぁ。

両毛線の栃木駅は蔵の町、富田駅には伊万里・鍋島の収蔵数を誇る栗田美術館がありますのでまた小旅行に出かけたいです。