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pHメーターの校正

2020年06月21日 | Gadgets
純水が手元に無くて校正ができなかった安物のpHメーターですが,一番安い純水を手に入れて,校正という作業をやってみました。

5Lも必要ないのですが,一番安かった※画像をクリック


純水でも飲めないんですね!!


純水を250mL,これに6.86の試薬を溶かします。


pHメーターを突っ込んで,CALボタンを5秒以上押し続けます。

6.86を示したら,1点目が完了。CALボタンを押し続けることによって,自動的に校正されます。


もう一つの容器にまた純水250mLを入れて,4.01の試薬を溶かし込み,


またCALボタンを5秒以上押し続けて,4.01が示されれば完了。
一般的に2点で校正するようですね。

純水でセンサー端子を洗って完了。

水温25℃については,無視。表示している数値は関係ありません。

さて,もう一つTDAメータを調べてみます。

このメーターは電解質の濃度を測るもののようで,液につけなければ,0を示します。

0を示すことを確認したら,純水に突っ込んでみます。


多少不純物でも入っているかと思ったんですが,見事に0でした。

ついでに,我が家の水道水。

133ppmと出ました。

試しに,0.6%の食塩水。

6831ppm。
10%が10000ppmですから,6000ppm位になるはずですが,7000ppm近かった。
安物ですからこのくらいの誤差は仕方なしでしょうね。

この食塩水にまた,19Vをかけて電気分解してみました。30分くらいで良いようです。試しに,極性を逆にしたら,逆にした+極の黒鉛棒から墨のようなものが溶け出して,失敗。


水温も湯気が出るくらい上がりますので,家で次亜塩素酸水を作るなら,1%-5V-4時間くらいが安全のようです。(写真は+-逆転前。黒くなったのは撮り忘れ)

ということで安物のメーターでもそれなりに使えることが分かりました。


※リンクは画像をクリック
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