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危険トーチバーナー

2021年11月17日 | TOOLS
以前ダイソーで500円バーナーが売り出され,すぐに回収されたという話がありました。告知はここ
たまたまネットで安いバーナーがあったので,お試しに購入してみました。
購入したのがこれ。


Amazonなどを見ると各社から同様なバーナーがいろいろと出ているようです。


取り扱いは至って簡単。

お尻のガス調節ダイアルを反時計回りにすこし回して,トリガーを引く。空気調節は前方の灰色リング。この手のバーナーに共通ですが,着火も調節も単純で簡単です。消化はお尻のガス調節弁を閉めるだけ。

とまあここまでは調子よく,ろう付けにでも使おうかと思っていました。

問題はここから。
ボンベにつけたまま,すこし机の上に放って置いたのですが,なにかガス臭い。
チェックしました。

どうも,ボンベの取付部分からガス漏れしているようです。あるいはガス調節弁のOリングの劣化か?


バケツに水を入れて,チェック。やはり付け根部分から漏れてる。

業者に連絡して,代替品を送ってもらうように手配しました。現物は返送費用がかかるので,こちらで処分してほしいとのこと。

好都合なので,分解してみることにしました。(危ないですし,一般的に勝手に分解すると保障はなくなりますので,ご注意)


ボンベ取付部分。中央の穴にボンベを差し込んで,右に回すと,黒いプラスチックの板がダイキャスト部分とボンベの壁のあいだにはさみ込まれ,固定する仕組み。斜めに取り付けたり,緩んだりする心配あり。でも他の製品もこの手のものは同じなんでしょうね。


着火部。特に異常はない。ライターの圧電装置と同じ。


本体内はダイキャストの一体構造で,ダイキャストに割れ目がなければ,漏れるとすればガス調節弁部分しかない。


調節弁部分。Oリングが2つ嵌まっている。ゴムを溶かさないグリスを少量つけて元に戻す。


やはり取付部分が華奢です。


取り行け部分は,6.5mmほどの溝(2mm)にOリングが1個嵌まってるだけ。穴は,3mmくらい。ボンベは4mmあるので,ここにきつく嵌まってガス漏れしないようにしているようだけれど,変形すればガスは漏れそう。


ゴムのOリングを外すとこうなってる。このOリングの断面が円形なので,溝に密着はしていなそう。


どうもこの平面でないOリングに問題ありそうです。

と分解はここまで。DIYショップで6mmのOリングを探してどうなるかはあとで報告します。

たまたま廃棄を要請されたものがあったので,分解してみましたが,やはり危ないので,よい子はまねをしないでね。火災になっても知らないよ!

なお注意喚起の動画があったので,貼っておきます。
異常なくても正しい使い方を!

NITE


画像に出てくるのが,購入したものとそっくりなのが怖い!





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