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スライド丸鋸用縦クランプ自作

2024年01月13日 | TOOLS

先日,マキタの古いスライド丸鋸LS1011を取り出してタイヤストッパーを作ってみてのこの切れ味に気をよくしたのですが,このスライド丸鋸,縦型のクランプが欠品でした。この丸鋸に適当する縦クランプはもうカタログにない。LS1011すらマキタのHPに載ってないのであたりまえ。汎用のクランプを探しても1本で1000円超,送料入れると3000円くらいになってしまうので,自作を考えました。別になくても用は足りるのですが,あれば便利かなと思い・・・

材料

支柱

差し込む縦棒は15mmのようだ。ただM15の全ネジは無し。ネジ無しだと横バーの取り付けに苦労する。カインズで探したが,M14は規格上あるモノの置いてない。M12から飛んでM16となってしまう。あきらめてM12を買ってきた。128円の出費。合わせてM12のナットとワッシャー386円。

 

横バー

横バーは物置に20年くらい前のスキーキャリアーのバーがあったので,これを切り出す。オデッセイに積んでいたものだなぁ・・・なつかしい。ルーフレール用のものなので,他の車には取り付けられない。

これを130mm程度に切り出す。

内側にもコーティングがしてあった。

剥がれ出してるので,取り除く。

内法は26×16mm

 

押さえバー

M10の全ネジがまだあるので,130mm程度に切り出す。

 

ダイアル

端材を利用

 

経過

まず押さえボルトを横バーに内蔵させるため,適当な合板を切り出す。T=16はないので20mmをサンダーで16mmまで薄くする。

長さは適当 30mmくらい

ぴったりを確認

 

横バーに12mmと10っmのあなをあける。 

 

このバーの厚みは約3mm。かなり手強い

まずは細いキリで上下の位置を合わせる。3mmのキリを1本駄目にしてしまった。

10mmのこのドリル,まったく切れない。仕方なしにタケノコドリルでなんとか・・・

12mmも同様にタケノコでなんとか・・・本当に鉄工は大変。

 

次いで,ナット固定用の木材(26×16×30mm)を突っ込み現物合わせで穴を開ける。木工ドリルはスムーズ。

 

 

 

切り出したダイアルやナット押さえ

ナットはエポキシを塗って打ち込む

溶接できれば良いのだが,,,,もちろん道具はない

 

 

組み立て

ここまで来ればあとは組み立てるだけ。

押さえ金具は金属カップのようなものがあれば良いが,手持ちはないので,20mmの合板で作る。ゆるめにして押え板が回らないようにする。全ネジに穴を開けて鉄線を突っ込むのでも良いかも

 

支柱の固定はちょうどM6mmの蝶ねじがあったので,少し短くして取り付ける。

 

 

 

完成と動作確認

15mmの穴に対して12mmだとこんなに間が開くが,強度的には問題ないでしょう。

押さえの調節かハンタン。まず支柱を蝶ねじで上下させ,大まかな位置決め。あとは上のダイアルで締め付ける。調整は支柱の上のネジでも出来る。

しっかり固定できてる。今日は試し切りはしない。盛大に切りくずが出るので・・・

収納。使わないとき,切断側においてもかまわないが,こうする使用しない場合も切れる。ただ角度によってはモータ本体に干渉する。

取り外すとなくし易い。

 

 

と,,,ちょこっと工作の割には大がかりな工作でした。

スライド丸鋸どんどん使いましょ。

 

ドリルの歯も研磨しなくては・・・

 

 

 

 

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