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LBR-127HLDを使った回転計ボード

2020年12月13日 | electro_craft

取り組み始めればすぐに出来るものを・・・・せっかくフォトリフレクタを提供いただいたのに,ぐずぐずしてました。改めて提供いただいた修造さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。

今回は,回転計のセンサーボードのみで表示器はテスターの周波数測定レンジに任せます。こうすることでPICやArduinoのプログラムを考える手間が省けます。合わせて,いろいろなセンサーボードも試せるといったメリットもあるのでは?
今回は,LBR-127HLDに若干のパーツを取りつけて動作を確認してみました。
LBR-127HLDのデータシートはこちら
ピンアサインはこれ。

コレクタが4PINであることに注意。

回路は単純です。

なお,モニター用のLEDは省略。

以下経過です。

パーツはこれだけ。


組み上げて赤外線LEDの動作確認。

目には見えないので,カメラで確認。

実は配線ミスがありまして・・・

面倒くさいので,ジャンパーで処理。


127HLDは,垂直に乗せるのではなく,基板の先端にでるようにしました。

上から見たとこ

ここでちょっと考えました。

このボードにミノムシで5Vを供給するのも良いけど,もっと簡単にUSB電源にする方が便利かも・・・

ただ,USBのメスもDIP化基板も持ち合わせがない。

そこで,ジャーン!!

壊した18650充電ボードがあるのを思い出して,電源部分だけ利用するようにしました。


テスキーでちょん切って,瞬間接着剤で固定。


こんな感じになります。

裏面。

とりあえず,先日直した12Vのモーターを測ってみます。


12V2600RPMと表示があります。


アルコールで脂分を取って

幅2mmの黒い線を引きます。念のために,光沢がある黒ではなく,ポスカ(アクリル絵の具)!!



回転軸とセンサー(127HLD)の間隔は約5mm。感度はVRの中央くらい。

大きめのクリップで固定。


モータへの電源は実験用電源。徐々に電圧を上げていきます。これは約9V。
36.21Hzですから,36.21*60で2172.6RMPMとなりますね。


12V時


42.25Hz。つまり2535RPMということになります。
定格が2600RPMですので,ちょっと低いですが,まあこんなものでしょう。
修理品ですので,比較的正確にでていると思われます。


ということで,フォトリフレクタを使った回転計ボードは比較的簡単にでき,結構使いやすいのではないと思います。

今後,別なテスターやリレーなどほかのセンサーでも試してみます。

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5 コメント

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Unknown (修造)
2020-12-13 22:26:50
無事測定できてよかったです。しかし同じ間違いするものですね。回路図のピンアサイン?のように配線してしまい修正を余儀なくされた点は。写真ではフォトリフレクタLEDは光って見え、軸に投射光も見えますが、私の目では見えず、赤外線スコープやデジカメ等まで出動しなくても回路図の表示用LEDあった方が調整はしやすいかな?と。
次は100均ネオジム+インダクタ(リレー?)かなぁ? マッサージ発電試掘からどのように発展するのか楽しみです。「応援単(団でない)より」
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Unknown (amnjack)
2020-12-14 09:23:58
お世話になりました。

>表示用LEDあった方が調整はしやすいかな?
そうかぁ・・・・特に何も考えずに省略してしまいました。つけるスペースはありそうですけど,,,,検討します。

>100均ネオジム+インダクタ(リレー?)かなぁ?
そうですね。リレーと言うより,コイルでやる方が現実的でしょうね。リレーは一個見つけ出したのですが,,,Omron G5C-1(24VDC)。アンプから取り外したものかな?
ま,いろいろやってみます。
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Unknown (修造)
2020-12-15 10:12:42
amnjackさんに質問があります。
定型基板上に製作後、カットしていますが、テスキーで切っているのでしょうか?
0.7mm位の厚さでも切り口に少しケバが出て、それをヤスリ掛けすると研磨粉が部品に付いて掃除が面倒なので、私は先に切っています。そのために後から苦しい配線となることもあり、製作後にきれいに切れれば楽ですから秘技の伝授を・・・。
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Unknown (amnjack)
2020-12-15 15:41:48
秘訣などというものはないですけど,

一応配線図を書いてイメージを作ってからハンダ付けはしてるのですが,思いつきで変えたり,配線図のとおりにはなかなかならない。そんなこともあり,ちょっと邪道でしょうが,ユニバーサル基板は,配線後カットすることが多くなりました。お恥ずかしいですけど・・・・・・
ちょうど良い基板があれなそのままです。
カットの道具はご指摘のとおり,テスキーです。直線切りは楽で,ガラスエポキシなど,基板の穴にところに沿って歯を入れていくと結構きれいに切れます。その後ざらざらのところもテスキーで整えることも出来ます。基板が割れることもなく,きれいになります。
あるいは,紙ヤスリや金属ヤスリを机に置いて,基板の削るところをゴシゴシ。研磨粉が基板に付着することも少ないと思います。気になったらブロアーで吹くか,もっと必要ならプレパノールか無水アルコールでしょうか?(でもそこまでやったことはありません)
意外と便利なので,何にでも使いますが,TAJIMAの絵が着いている替え刃式サンダー。ちょっと高いですけど,何にでも使えます。
https://www.amazon.co.jp/TJM%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-SA-50S-%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%83%9E-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BCSA-50%E5%9E%8B-%E7%B4%B0%E7%9B%AE/dp/B000CED1VY/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%83%9E+SA-50S&qid=1608013160&sr=8-1
今はこんなに高くなってますけど,私がかったときは600円ほどでした。
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Unknown (修造)
2020-12-15 22:19:07
秘技公開ありがとうございます。私もオレンジ柄の安物の方のテスキーを昔 安い時代に購入。0.5mm以下はきれいに切れることはわかっていましたが、紙フェと違いやや厚いガラエポはケバが・・。それをチョリチョリ切って整形、タジマの金属製の猫の舌のようなヤスリで仕上げると。やってみまぁ~す。
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