絞りエラーが再発した1NIKKOR 10-100mmVR f/4-5.6ですが,解体(壊し)始めました。
このレンズはどうも,前玉を外さないとズームリングがぬけないようなので,まずは解体はじめとしてこの前玉を抜いて,ズームリングを抜くところまで進めます。
取りあえずは代替のレンズ(シルバー)を入手したので,このレンズの分解は時間をかけてゆっくりやります。
まずはフィルター類を取り外す。
見るとカニ目で回すような溝はありません。10-100mmなどと書かれたプラスチックのリングを押すと柔らかくへこむところがあります。接着されているだけのようです。
注意深く小さなマイナスドライバを差し込み取り外します。ここは接着剤で止まっているだけでした。
前玉を固定?する枠のネジを外し抜きます。
ネジがかなりキツいですが,何とか舐めずに抜けました。
1点注意。金属の板バネが落ちました。調べてみると1つだけ金属がないところがありますので,たぶんここだと思います。無くさないように注意しなくては・・・
ズームリングを外すには,銀色のラインの部分かと思いましたが,ここのリングを外すようです。幅は約7mm。
それが固いこと!!水道レンチのようなモノだと傷が付くだろうし,ガラス瓶とか缶の蓋開けでは力が入らないし・・・きつく挟むとゆがみも出そうだし・・・
無視ある湖コールを染みこませたり、クルマのオイルエレメントを回すツールを出したり(これは太すぎて嵌まらない),いろいろ試したのですが,だめ。傷つけたりゆがませたりしたらお仕舞いですので,ここで諦めようかと思いました。
ヤフオクにジャンクで1円で出せば,誰かが使ってくれるでしょう。
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諦めかけたのですが,ふっと思って輪ゴムを巻いてやってみました。
無水アルコールで緩んだのかどうだかわりませんが,輪ゴムでやったらうまく回せました。いちばん単純な方法でよかったんですね。
ここまで来るのに1時間くらいかかったかな・・・
ここまでで疲れたので,今日はお仕舞い。あとは後ろ玉からのアクセスですが,かなり複雑そうですので,ゆっくり時間をかけて取り組みます。
ダメ元ですので,壊れてもあきらめがつきます・・・ホントハナオシタイ!!
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