アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

長持ちする調律とコンサート用調律

2014年06月10日 | ピアノ
その、赤坂ベヒシュタイン・サロンでの調律師さんの話の中で、

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←そろそろ調律が恋しい感じになってきました

「コンサート用の調律と、一般家庭用の調律は違う」
というのが出てきて、おぉ、キタキタキター!! って思いました。

常々疑問に思ってたんですよ。

うちに来る調律師さんは、某楽器店の看板調律師さんで、超ビッグネームのリサイタルのチューニングなどもやっていらっしゃると聞きますが、うちでやる調律はね。なんか、直後に弾いたときはそんなに「いいっ」て感じしないんですよ。

それで、翌日か、翌々日くらいにベストな感じになるの。

もちろん、そのあとは、次の調律のときまで、ゆるやかに落ちていきますけど。

でも、コンサート用にそんなチューニングしてるわけないじゃない??


今回の話をしてくれた調律師さんも、「二時間持てばいい」コンサートの調律と、「一年持たせたい」ご家庭の調律は分けてるっていうんですよ。

「長持ちを旨とすると、音色はやや犠牲になる」そういうトレードオフがあるとも言いました。

それで、そんな説明と実演をここから聞けるとは、と、ゴゴゴゴーっハイテンションになったところで、

実際、二種類のチューニングを実演していただいたんですけど。
んー確かに違うような…

けど説明はよくわかりませんでした。どうも、理屈じゃないそうです。そうか、そんなもんなんだ。

一般家庭用のチューニングのときには、弱い叩き方から、演奏ではあまりやらないような強いガンガンした叩き方までやって音を確かめていっているのですが、そのほうが安定するそうです。

それで、コンサート用のときには、ピアニストが弾くような範囲できれいに(?)叩いて音を確かめているんですね。そのほうが、音色をよく聞けるんだそうです。

でもその説明だと、じゃ、もし、がんがん叩きモードでご家庭用チューニングしたあと、やさしく弾いて微調整したらば、音色よく長持ちする調律というものがあるんだろうか?? とかね。疑問がよけい膨らむんだけど。

謎です。

ま、いずれにせよ、うちでは「長持ちで!!」とお願いするしかありませんけど(^^;;

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする