この春、またろうの下宿、こじろうの大学進学とそれなりに大きな節目を抱えている我が家ですが。
←「ルンバ視線」による発見
もうひとつ、この春に変えようとしていることがあります。
長年、掃除(掃除機かけ)は人任せにしていたのですが…
長年ってどのくらいかというと、こじろうが一歳になったころからだからかれこれ17年とかですかね。ほんと長いわ。
週二回、帰ってくると家がキレイになっているというのはそりゃもう快適です。何年も来てもらっているシルバー人材センターのMさん、丁寧にかつ柔軟に対応してくれて、わけわからん家の中でも「適当に、適切に」掃除してくれます。快適すぎて離れられなくなってずるずると。気が付けば家の中にはもう「小さくて手のかかる子」もおらず(「大きくて手のかかる子」はいるようないないような)。
…もういつまでも生活の基本を他人任せというのもどうかな。
というのもあり、現実問題、下宿代もかかる春から、シルバー人材センターは安いとはいえ月二万円くらいの出費を削るのもよいかと。現契約は三月までなので更新しないという意味です。
そこで、四月からはルンバくんの導入をめざし、水面下で活動を始めました。
ルンバくんの評判を聞きますとなかなか地道に働く良いヤツらしいのですが、変なところにハマりこんだりからまったりするとお手上げ(手はないけど)になってしまうこともあるらしく、とにかくシルバーさんと違って、物を「どけながら」掃除機かけてくれるわけじゃないんだから、ルンバくんの通り道をすっきりさせないことにはね。
幸い、我が家は基本的に段差がないのでその問題は最初からクリア。本棚から溢れた本が床積みになっていたので、古本屋を活用して棚に収めます。使っていなかった(壊れた)スーツケースは粗大ごみに出し、ぐちゃぐちゃしたたこ足電源ケーブルは口の多いしっかりしたテーブルタップを買ってきて整理。長すぎるコードはねじりん棒でまとめます。
「一日一か所」という感じでじわじわと、じわじわと、二か月くらいかかってルンバくん目線で道を切り拓いていきますと、なんだか、家の中がすっきりとわかりやすく、暮らしやすくなってきました。
そんな日曜日、本屋さんにいったとき、お目当ての棚とはぜんぜん違うジャンルの、勢いよく通り過ぎかけた棚にこんな本がありました。「部屋を活かせば人生が変わる」(部屋を考える会)
オビに、「部屋に「掃除の道」を通すのです!」とあって、これはまさに私が今感じていることなのでは。と思って衝動買い。
すると、話の根幹は確かに私の感じたことと同じ。動線という言葉がありますが掃除線ですね。人+掃除機が通れる太い道、そこから枝分かれして掃除機の先が通る細い道(ただし長さに限界あり)、これで家の中すべてをカバーして、「掃除の道」を整備すると、人生が変わる!!
いやまぁ、人生が変わるっていうか、まずは掃除が楽に行き届くようになるってことですけどね。
掃除の道の通し方なんかについてもなかなか実践的なアドバイスでよくできていると思いました。ただ、我が家の個室は狭すぎて、どうやってもこの本推奨のベッドの置き方(短辺を壁につける)ができませんけど。
でも、この本は、ルンバくんを通すための本じゃありませんでした。ルンバが通れるくらいの掃除の道を作るんですけど、それを使って掃除するのはあくまでも人間。
「ルンバを使うな」という節がわざわざありました(笑)。曰く、掃除をすることによって、無意識のうちに、「自分の部屋の健康状態」さらには「自分の心身の健康状態」をチェックしているのだと。掃除を他人任せや機械任せにすることで失うものは実は大きい。そして、「掃除というのは本来、それ自体が気持ちよく、達成感のあるものなのです」。掃除の道が通っている家なら、掃除は「快」である。大いに楽しみましょう、というわけ。
ま、前者はともかく後者は趣味の問題というか、掃除よりもっと楽しみたいことがあれば説得力がないと思うんですけど。
それで、「チェック」の意味は確かにあると思うんですが、たぶん、人ならぬ身のルンバくんがまともに働けるようにしようとすると、結局は人が点検しなきゃいけないという部分があるんじゃないでしょうか。私がここんとこ何人かの知人に使用感を尋ねたところ、ルンバに肯定的評価をしている人はみんな、「床にものを置かないことに家族が協力的になった」など生活が変わったことも含めて感じているようなので。
ということで、掃除の道を通し、ルンバくん購入という線で、だいたい固まってまいりました。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←「ルンバ視線」による発見
もうひとつ、この春に変えようとしていることがあります。
長年、掃除(掃除機かけ)は人任せにしていたのですが…
長年ってどのくらいかというと、こじろうが一歳になったころからだからかれこれ17年とかですかね。ほんと長いわ。
週二回、帰ってくると家がキレイになっているというのはそりゃもう快適です。何年も来てもらっているシルバー人材センターのMさん、丁寧にかつ柔軟に対応してくれて、わけわからん家の中でも「適当に、適切に」掃除してくれます。快適すぎて離れられなくなってずるずると。気が付けば家の中にはもう「小さくて手のかかる子」もおらず(「大きくて手のかかる子」はいるようないないような)。
…もういつまでも生活の基本を他人任せというのもどうかな。
というのもあり、現実問題、下宿代もかかる春から、シルバー人材センターは安いとはいえ月二万円くらいの出費を削るのもよいかと。現契約は三月までなので更新しないという意味です。
そこで、四月からはルンバくんの導入をめざし、水面下で活動を始めました。
ルンバくんの評判を聞きますとなかなか地道に働く良いヤツらしいのですが、変なところにハマりこんだりからまったりするとお手上げ(手はないけど)になってしまうこともあるらしく、とにかくシルバーさんと違って、物を「どけながら」掃除機かけてくれるわけじゃないんだから、ルンバくんの通り道をすっきりさせないことにはね。
幸い、我が家は基本的に段差がないのでその問題は最初からクリア。本棚から溢れた本が床積みになっていたので、古本屋を活用して棚に収めます。使っていなかった(壊れた)スーツケースは粗大ごみに出し、ぐちゃぐちゃしたたこ足電源ケーブルは口の多いしっかりしたテーブルタップを買ってきて整理。長すぎるコードはねじりん棒でまとめます。
「一日一か所」という感じでじわじわと、じわじわと、二か月くらいかかってルンバくん目線で道を切り拓いていきますと、なんだか、家の中がすっきりとわかりやすく、暮らしやすくなってきました。
そんな日曜日、本屋さんにいったとき、お目当ての棚とはぜんぜん違うジャンルの、勢いよく通り過ぎかけた棚にこんな本がありました。「部屋を活かせば人生が変わる」(部屋を考える会)
オビに、「部屋に「掃除の道」を通すのです!」とあって、これはまさに私が今感じていることなのでは。と思って衝動買い。
すると、話の根幹は確かに私の感じたことと同じ。動線という言葉がありますが掃除線ですね。人+掃除機が通れる太い道、そこから枝分かれして掃除機の先が通る細い道(ただし長さに限界あり)、これで家の中すべてをカバーして、「掃除の道」を整備すると、人生が変わる!!
いやまぁ、人生が変わるっていうか、まずは掃除が楽に行き届くようになるってことですけどね。
掃除の道の通し方なんかについてもなかなか実践的なアドバイスでよくできていると思いました。ただ、我が家の個室は狭すぎて、どうやってもこの本推奨のベッドの置き方(短辺を壁につける)ができませんけど。
でも、この本は、ルンバくんを通すための本じゃありませんでした。ルンバが通れるくらいの掃除の道を作るんですけど、それを使って掃除するのはあくまでも人間。
「ルンバを使うな」という節がわざわざありました(笑)。曰く、掃除をすることによって、無意識のうちに、「自分の部屋の健康状態」さらには「自分の心身の健康状態」をチェックしているのだと。掃除を他人任せや機械任せにすることで失うものは実は大きい。そして、「掃除というのは本来、それ自体が気持ちよく、達成感のあるものなのです」。掃除の道が通っている家なら、掃除は「快」である。大いに楽しみましょう、というわけ。
ま、前者はともかく後者は趣味の問題というか、掃除よりもっと楽しみたいことがあれば説得力がないと思うんですけど。
それで、「チェック」の意味は確かにあると思うんですが、たぶん、人ならぬ身のルンバくんがまともに働けるようにしようとすると、結局は人が点検しなきゃいけないという部分があるんじゃないでしょうか。私がここんとこ何人かの知人に使用感を尋ねたところ、ルンバに肯定的評価をしている人はみんな、「床にものを置かないことに家族が協力的になった」など生活が変わったことも含めて感じているようなので。
ということで、掃除の道を通し、ルンバくん購入という線で、だいたい固まってまいりました。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)