アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

春祭レッスン、「きれいな」不協和音

2015年02月14日 | ピアノ
一回目からずいぶん間が空きましたが、今日は「はるさいレッスン」の二回目でした。

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artomrさんがshigさんと話し始めた隙に、まずは一人でピアノ部屋に籠って大慌てで音の確認(^^;;

そうこうするうちにartomrさんが入ってきて「(前回から)だいぶ練習されましたね~」と言ってくれましたが、それがその。。

「はるさい」は一人で弾いてもそんなおもしろくないというかワカランうえ、イベントで弾くソロ曲がいつでも立て込んでるので普段は弾いてません。というわけで、2/11のカンタービレが済んでからものすごい勢いで音を拾いにかかったのですが、そしたら気づいたことがあります。

一回目のレッスンの前は、そもそもこういう楽譜↓


を見て、こんなん読めますかいな~アラフィフで、目もしょぼしょぼしてるのに!! という感じで、まーとりあえずレッスンいってみよってことで、譜読みはほとんどしないでリズム打ちだけ練習していったんです。

こういう「ぐちゃっ」としたのをバラで見ていこうとしても、シャープとかナチュラルとかダブルフラット!?とか、一音一音読むのでくたびれちゃって、そのうえ、今出ている音が正しいのかどうかぜんぜん確信持てない。

…それじゃなかなか譜読みできないですよね…

それが、一回目のレッスンのとき、いろいろ分解したり、比べたり、ウンチクを語ってくれたりしてたら、正直いうと説明のうちかなりはよくわかんなかった(^^;; んですが、なのに効果は絶大でした。

突然、「聞こえる」ようになったんです。

「ぐちゃっ」の音符をいっぺんに鳴らしたときに、「あ、合ってる」とか「あ、違う。ここシャープあった」とか。

そうすると突然、「見える」ようになったんです(注: あくまで当者比)

これは同じ音の並びが全体に半音(あるいは一音)下がっただけだなぁとか。

そうしてみると、この「変な曲」が、案外ときれいというか心ひかれる響きに聞こえてきて、もちろん「ぐちゃっ」というか「ずぉん~」とか世界がめきょっと崩れるような迫力があったりするところもあるけど、とにかく全体がデタラメでなく、これはこれなりにあるべき姿として調和が取れているんだなと。

なので今回は、短い時間で練習してもずいぶん捗りました。

リズムがわかって、音もわかりつつあるんで、
レッスンももっと楽しかったです。
うまく合ったとことか、とてもイイ感じに響いたりして。

でも、指がさっとソコに行かないので、ややこしくなると「あ゛~」とパニックになって音が掴めなくなっちゃうんですけど。

今日弾いたとこ(合計してもたいした分量じゃない)は、「練習すれば」ちゃんと合わせられるかな…

そんな中で、

ペダルとか、
タッチとか、
適切な指使いとか、
どの音がどこまで残るとか、
きちっと正確な刻みとか、

「贅沢な(笑)」指示が出ると「おぃそれどころかよ」とも思ったりするんですが、やってることは案外単純(?)なので、その箇所だけ何度もレッスン内で弾いていれば、その「演奏上のポイント」も取り入れて「おー今のいい感じ(^-^)」というのが体験できたりするんです。

つまりそれが、artomr氏のいってた、「はるさいはレッスン素材として最適なんです!(←ここ、アツク語る)」という中身なのかな。まー同意できない人も多そうだけど(^^;;

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