アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

20分間のプログラム

2016年06月24日 | ピアノ
ところで、昨日の練習会は少人数なのでひとり20分という枠をもらっていて、これは通常よりやや長い。

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20分あるとけっこう弾けるので…主催者ひろたまさんはベトソナ「悲愴」を全楽章弾いてましたよ!! 20分ぴったり、これは聞きごたえありました。

私はただ、練習したい曲を持って行って順繰りに無批判に並べていただけなので

・ベトソナ テレーゼ第一楽章
・ショパン エチュード「エオリアン・ハープ」
・Kinki Kids フラワー
・モツソナ K.V.282 第一楽章、第二楽章途中まで

時間を考えずに弾いて、タイマーが鳴ったところでやめるので、まとまりも何もあったものではありません(^^;;

別に、練習会だし、誰も私の演奏をわざわざ聞きに来ているわけじゃなし、それで悪いということではないですけど、せっかく20分もの枠をもらうなら、20分をどう使うか(聞いていただくか)考えたらおもしろいなぁということをつらつら考えていました。

耀星さんはさすがちゃんと持ち曲それぞれの演奏時間を把握して適切に組み合わせているらしく、いくつかの練習会でご一緒したとき、たいてい時間枠ぴったりで曲を弾き終わっています。すごい。

そもそも、練習中の曲が「今」何分かかるか把握してないからなぁ?? (しかもそれはどんどん変わっていく。)

ピアノの腕は急に「演奏会レベル」に上がるわけもないので、なにも20分間をリサイタルのように聞き映えのあるものにしたいというほど大それたことは考えていませんが、たまたま練習会の中でもそれなりに耳を傾けてくださっている方が、その時間内に「あぁおもしろいな」「いい曲だな」「ここはちょっと素敵」「好きなんだねぇ」とかあるいは逆に「なるほど、あぁ弾いてはいけないな」とか(笑)なんらかの発見があってそこに座っていた時間なりの価値があるように。

つまり、もし今の技量のままでも、「聞いていただく」ことを考えるならば違った発想で並べることになると思うんです。

もちろん、「(純粋に)練習する会」もないと、自分のベストを尽くす曲並べもできませんので、いつも練習会をそんな「(誰も気が付かないレベルで)自分的本気モード」にすることはできないですけど、一年に一回くらいそんなときがあってもいいかも?

「発表会」だと一曲だけ全力で弾きますよね。たとえば7分間とか。でも、20分間のベストってどんな感じ?

と思うと、やはり何度か練習会で弾いたような、弾きこんである曲が必要で、そういうのを数曲用意するとなるとその曲のメンテナンスが必要、時間やシチュエーションに合わせてうまく組み合わせるとなると、自分が弾いたら何分になるという実演奏時間のデータが必要。

曲の組み合わせは、ソナタ全曲や組曲のようなひとまとまりのものでもよいし、逆にバラバラでもそれに何か自分なりの「軸」や「対比」があるならかえっておもしろいかもしれませんよ。ちょっと考えてみるとおもしろそうじゃないですか? ハードル高いけど。


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