アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

バッハがつながるプレイエルの魔法

2016年06月07日 | ピアノ
インベンションは別に難易度順に並んでいるわけではないので適当に順番変えてやればいいんだけど、じゃあ易しい順が何かっていうとそれが検索しても何とおりか違うのが出てくるし…

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めんどくさくなって、テキトーに気が向いた順に手をつけています。

1と3と7と8と10と13は済んだ(マルもらって進めてるわけじゃないので自分でやめにしただけだけど)

それで次に選んだのは9で、この暗かっこいい、ひっからまった感じが好き♪

前回のレッスンのときは、片手ずつ弾いて、先生とアンサンブルにしたりしてたんだけど「ん~、いい曲!!」
しかし帰ってきてから次のレッスンまでに両手合わせて行こうとしたらこれがもう…

…どうもだいぶ難しいヤツ選んじゃったらしいよ…(-_-;;

うまいとか下手とか以前に、とおんないし~

そして部分練習しようと思っても、なんとなく区切れがなくって(右手が区切りついたと思えば左手がつながってて、左手が区切れたと思うと右手がつながってて)だらだら弾いちゃうとこれがもう進歩ない感じで日が経つ…

ぶっちゃけインベンションをまとめて練習する時間を取ってないってところがネックかもしれませんが(だってほかにいろいろ曲が)

というわけでそんな状態の週末。土曜日は音楽と関係ない用事で出かけて、日曜日は(ブログに書いたように)おゆき先生のコンサート。

土日まったく弾かずに月曜夜。そうだそうだ、あのインベンションどうするよ、と思って弾いてみると。
「あれっ!?」

自分でびっくり。突然すんなり両手で弾けちゃった(o_o)
右と左の流れの両方をそれぞれ意識に乗せ、それのカラミ方もほどよく観賞し、
もちろん「よく練習した」というのじゃないので指が滑らかに動くようになったとかいうことはないし
指使いを間違えたりとかはあるのですが、
頭の中で二つの旋律がうまく流れて自然とそれに合わせて弾けたというか。

これがインベンション弾き(という呼び方はないだろうけど、二声をちゃんと二声として意識する弾き方)ではないかっ!! んーー改めて思うことだがまったくもってイイ曲だ~♪♪


おゆき先生のコンサートのとき、ケーキ運搬係を仰せつかっていたので余裕持って早めに会場入り。そしたら何をやるかっていうと「好きな席を選ぶ!!」。席といっても20席くらいだけど、手をガン見できる席を厳選して陣取る。

ほんとベストポジションでした(^-^) (たぶん音の響きだけでいうともう少し後ろがベスト)

おゆき先生が弾くバッハを、ショパンの時代のプレイエルで聞きながら、弾き方もじっくり観察。

ショパンもよかったけれど、フランス組曲がもうこれ耳が幸せで~
(死ぬまでに弾かなきゃいけない曲が増えていく)

いいなフランス組曲。いいなバッハ。

…これだけ。

劇的ビフォーアフターで、効いたと思われることはこれだけです。

おもしろいな~何がつながったんだろ。


でもね、インベンションのあと、テレーゼも弾いてみたら、「私どうもベト様は似合わないんです」臭ぷんぷんだったのが少し取れて、自然になってた。これも、そういえばartomrくんにベトソナ弾かせて近くでガン見してたよなぁとか。


やっぱり、演奏を生で聴くってのはものすごくイイコト(効くこと)だと思うんですがいくら大ピアニストでもね、何千人入るホールで受け取れることと、それと数人~数十人しかいなくて間近で聞かせてもらってるのとはぜんぜん違うと思うの。サロンって、いいですよたぶんすごく。

それに今回は特別、魔法がかかってそうなピアノだったし。

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