アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

月光の影・テンペストの光

2017年04月16日 | ピアノ
今日はおゆき先生コンサート@しらべの蔵、でした。これもレクチャーコンサートの形になってるけどこの企画は分業…おゆき先生演奏、shigさん解説のスタイル。

「ベートーヴェンのピアノソナタを読む
 ~月光の影・テンペストの光~」


   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←耳タコ度皆無のC.P.E.バッハを軽々と楽しそうに弾いてたのも印象的

私は昨日(土曜日)朝早くから日付の変わるころまで外出ですごくテンション高い1日を過ごしたもんで(しかも飲みすぎ)、今日は朝から頭が働いてなくて、なんとかかんとか受付をこなしたあとは

ぽわーっと聞いてました。

だもので、shigさんが何を解説したかはほとんど右から左で、記憶はおぼろげです。
ほかの人の話によれば、わかりやすくおもしろかったらしい。伝聞形。

おゆき先生とshigさんの連弾(んジャジャジャジャーン♪)で
ソナタ形式についての解説をしていたことは覚えているのですが、

…あとなんだっけな。

今日の曲、月光とテンペストのころはまだまだピアノフォルテ時代(つまり今のピアノより鍵盤も少ない)なので、この曲を当時のピアノ(のレプリカ)で弾いたりするととても印象が変わる

「両手の端に音域の余裕がありません。大きなピアノにおさまっていたベートーヴェンのソナタが、突然楽器の限界を超えようとするように感じられます」
これは今日もらったプログラムにあった一節だけど、これをおゆき先生がしゃべっていたのは覚えてる。

まぁ解説はともかく(おい)
今日の演奏がとてもよくて、昭和のピアノ教室から耳タコであったはずの二曲がそれぞれ新鮮なイキイキした魅力を持って聞こえてきました。

特に耳タコ度「高」の月光、この一楽章とか妙によくって、
えぇとてもいいじゃないこの曲、私もいつか弾いてみたい~

そして耳タコ度「中」のテンペスト、これほんとかっこよくって、ちょっと(かなり?)変で、とても気に入りました。気に入ったといっても弾いてみたいというわけじゃないけど。

頭が働いてないこともあって、何が一番よかったといわれれば音色と響きです。

曲、ピアノ、弾き手と蔵の響きが一体となってほんとうにぴったり相性よし、に聞こえましたが
おゆき先生によればとても弾きこなしにくいピアノで(うまくいくとほんとにきれいに鳴るのですが!!)
非常に苦労して、何度も通って練習しては工夫に工夫を重ねたそうです。

対極的にartomrくんは、最初からこのピアノめっちゃ弾きやすい、これまでの中で最高かも!! とまでいっていたので、お二人の弾き方がたぶんものすごく違うんでしょうね。そういえば前にうづらさんちの平行弦プレイエルを弾いたときもおゆき先生とartomrくんで別の楽器みたいな音がしてましたが。

しらべの蔵のベヒシュタインではそこまでは違いませんが、でも、かなり違う音がします(違う日なので同じコンディションで比べてるわけじゃないけど)。

おもしろいですよね。私はどちらも好きですけど、でもほんとに今日のベトソナは幸せ度高かったです。

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