夏だ! 海だ! え? サメブームなの?

私くらいの年代の人なら、「ジョーズ」というサメ映画がブームを巻き起こしていたことを知っているだろう。

　　　　←でも「ジョーズ」見たことはないんですよね

「来るぞ来るぞ…」という怖さの典型というか、もう、怖さでいえばこのシンプルさに勝るものはない感じ。
二匹目(以降)のドジョウを狙って、その後、ずいぶんな数のサメ映画が作られたそうなのだが…(もちろんほとんど知らない)

今またサメブームだとかで。

NHKダークミステリーという番組でサメ特集があった。
「サメ映画!サメブーム!未確認巨大ザメ! 潜入!ディープなサメの世界」

そんなん狙って録画してないが、なんか取れてた。

映画「ジョーズ」のときは、サメの模型というかメカを動かして撮影しようとしたのが、海だと「あっ」ちゅう間に壊れてしまってうまくいかず、海なんてとにかく天候の具合やらなんやら、思うように行かなくてどんどん撮影費用ばかり嵩んでしまうので、スピルバーグ監督(当時まだ20代)が捻りだしたアイディアが

「あんまりサメ出さない」(←サメ映画なのに…)

ヒレだけちょっと見えた、みたいなシーンばかりでとにかくなかなか本体は見えない、まぁそんな映画になったわけだがこれが怖くて大ヒット。

その後、だんだんサメに関してはCGが使われるようになったんだけど、そういう場合にサメのいいところって
「もふもふしてない。動きが単純」
なんと、CGとしてはすごく作りやすい!! という利点があったそうだ。なるほど。

ただ、サメの欠点としては「海でしか活躍しない」ってことで、じゃあ人間がわざわざ海に入らなければ怖くないんじゃない??

ということで、近年のサメ映画は、多頭のサメ(?)、サメの巨大化、サメが空から降ってくる、さらにはサメが宇宙に進出とわけわかんない感じにエスカレートしている。

…しかしそれはサメなのか? という疑問は当然沸くと思われるが、ヒレとか、ギザギザした歯が並ぶ大きな口とか、そういうのがあればとりあえずなんかサメに見えてしまうということで、デフォルメしやすいというのもサメの良さ(だそうだ)。

番組後半はリアルなサメについての話が中心でこれまたサメ沼にハマった人たちがおもしろいのだが(必須アイテム(?)サメの骨格標本は自作するんだとかなんとか)、それはともかく。

夏だから、海!! そしてサメ!! ということで空音舎のイベントが開催されます:
真夏のオンライン祭り「夏だ！海だ！サメだ！」【動画募集中】

急に気分が「サメ」になったもんだからこのイベントに参加したくなってしまい、でも今からサメの曲(どんな?)なんか弾けないので「海」でエントリーしようと思います。みなさんもいかが? 「夏」なら何かしらお手持ちのレパートリーがあるのでは?

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