アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

成長の「見える化」(大人ピアノ)

2023年10月05日 | ピアノ
なんか、twitterもといXで昨日今日あたり話題になってるのが「大人ピアノの成長は三年くらいで頭打ち」というものなんだけど

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私はちょっとちゃんと追ってなくて、元の人がどういう意図で言ったのかわかりません。ただ、その言説を取り上げて気にしたり、諦めたり、成長しなくても楽しければいいじゃないかとか、あるいはそんなことないよねとか、いろんな人がいろんなこと書いてるのを見ただけです。

もちろんですが、「大人ピアノの成長は三年くらいで頭打ち」なんてことまったくないのは、皆さん豊富な実例を持ってご存知ですね?

自分のことは冷静に見られなくても、ピアノサークルとかでときどき演奏を聞くというつながりのあんな方やこんな方(で、けっこう年がいってる方)…が、たとえばこの十年でどれだけ進化したか実感していることでしょう。

自分のことは冷静に見られないというより、成長のためには自己評価が厳しくないといけないという風潮が浸透しているまじめな業界ですから、わりと自分が弾いた演奏のことはあれこれ気になることばかりあげつらう人のほうが多いかもしれません。というか、そのほうが「正しい(?)」と思われているような気もします。

満足したらそこで成長はおしまいよ、というような。

でもそんなことないですよね?

今日自分が弾いた演奏のことを、ここがよかった、こういうところが数年前よりよくなった、楽しんで弾けた、聞いた人にも楽しんでもらえた(たぶん)…
そんなふうに、よいことばかりを意識したとして、それでピアノ人生にピリオド、と思ったりしませんよね。

満足して、いいじゃないですか。満足して、またその先があります。

よくなったところ、得意なところはより伸ばしていけたらいいし…

不満なところがあるなら(まぁあるけど)そこを改善していけたらいい


成長の「見える化」は録音録画が一番簡単確実です。
いつぞやの、自分的に満足した演奏を聞いてみましょう。そして、直近の演奏と比べてみましょう。すごく違いませんか?
今日の自分の演奏を、(なるべく具体的に)褒めてあげたらいいんじゃないかな。

満足したら、さらにどうしたいかも見えてくるし、この先もどっぷりピアノ沼にハマって、それでまた成長があると思うのです。

----- おとといの録音:
スカルラッティ/ソナタK.87

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