アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

シゲルカワイで二時間半

2023年11月25日 | ピアノ
今日は、どうしても会っておきたいピアノがあって行ってきました。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←めるちゃん一番なんだけどあちこち浮気もしたいわけですよ

そのピアノはシゲルカワイで、好きに独り占めさせてくれたので二時間半!! がっっつり弾いてきました。(家でもなかなかこんな弾かないわ)

そのコは前にも弾いたことがあるのですが、今日はかなり印象が変わっていました。
状態は非常によく(今月に入ってから調律したばかり)、弾きやすいタッチできれいに揃っていて、響きも素直で美しい。
でも前回はまだ「新しいピアノだな」という感じだったんだけれど、今回はなんかめっちゃこなれたというか、ほとんど別人ぽい雰囲気になっていました。

なんでも、(事情があって)今年の夏に締め切りの部屋でエアコンや除湿もないまま一か月放置という状態だったそうで、その直後はかなり「ぼこぼこ」だったとのこと。

いやーそりゃ今年の夏といったらえんえんと異常な暑さが続いていたし、日本の夏の湿気といったらもう、人間様も耐えられないくらいなので、シゲルカワイくんにも相当ハードだったでしょうね。でもそんな状態から、丁寧に調律してもらって一回でこんなに回復するってすごいかも。もしかしたら、ドイツ生まれのめるちゃんよりそのへんは日本のピアノなのでたくましいのかもしれないですね。

題名のない音楽会でシゲルカワイの工場見学やってましたが、シゲルカワイの特徴として、アクション部分(他メーカーであればすべて木製)が樹脂製だというのがありましたね。木だとどうしても湿気を吸いますから、樹脂製にしたことでトラブルが少なくなるなら素晴らしいです。

今日弾いてみて特に思ったのは…
「思ったように弾ける」んですよね、なんといったらいいのか、思ったタイミングで鳴らせる。
モーツァルトの装飾音とか、あれかなり忙しいんでなかなか思ったように弾けないんですが(技術不足)、あぁいうのも多少入りやすい。

ということで今日の録音です:
モーツァルト/幻想曲K.475

…結局のところ、装飾音がちゃんと入ってないところあるやん、というのはとりあえず置いといてください。ピアノのせいではありません。

ともかくコントロールしやすいピアノだと思います。
録音はありませんが(できませんが)ショパンの華麗なる円舞曲Op.34-1(←発展途上)を弾いてみたら、「弾けているところに関しては」思い通りのノリで弾けてとても楽しかったです。

今日弾いた曲は
スカルラッティ/ソナタK.87
モーツァルト/幻想曲K.475
デュティユー/バッハへのオマージュ
チャイコフスキー/四季より六月「舟歌」、十一月「トロイカ」、十二月「クリスマス」
坂本龍一/戦場のメリークリスマス
シューベルト/即興曲Op.90-3

シューベルトは、あの曲をこのピアノで弾くとどんなだろ、と試してみたくなったのですが、あまりにも弾けてなさ過ぎてあまり確かめられませんでした。でもたぶんいい感じになると思います。

めるちゃんとシゲルカワイって似ていると思っていたけど、似た系統といえるのは音色であって、アクションはあまり似ていないかも。シゲルカワイのほうが反応はいい(コントロールしやすい)のかなと思います。でもめるちゃんの味も好きなんだけどね。



シゲルくん、次会うときまでお元気で!!

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 チェロ初心者 ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする