アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

拍子感に悩むラベルソナチネ

2011年05月29日 | ピアノ
「素人が伴奏を楽しむ会」の録音&記事アップも終わって、「さて」と思ったところで、実はもうピアノ練習会が一週間後(o_o)

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ずっとクライスラーさんにかまけていたので、大慌てでラベルソナチネ一楽章を弾いてみてます。

この土日、まじめに弾ければまだなんとかかんとかというところでしたが、実は昨日、
 昼宴会→こじろう保護者会(学年会/クラス懇談会)→お茶会→夜宴会
という超フルコースだったもんで、ピアノどころではなく、今日もなんとなくタラタラと過ごしてしまいました。

夕方になってようやくまじめに「どうにかしよう」として弾いてみますと、やっぱりどうにもこうにもなってないのは冒頭部分です。なんか決まらないというか…



なんか拍子の半端なところで始まっているのがクセモノです。二拍子ですが「1と2と」の「1『』」で入るんですね。そしてようやく小節頭にきてもメロディーにはとっかかりとなる音符がありません。

そして1フレーズ終わると、同じフレーズ頭が繰り返されるのですが、また半端なところ…しかも、前回と違います。こんどは「1と2と」の「2『』」で入ります。つまり、同じようなフレーズが、小節に対してずれて繰り返される。



で、単に音を連ねていると「いまなんどきだ」という感じになるのですが、どこが小節の頭だか、自分でもわかってない演奏ってのはそりゃまずいでしょう。でも、行進曲じゃあるまいし、ゴツゴツと「おいっちに」とやってたら余計おかしいし。

そもそも、この、一度目と二度目で、フレーズと小節頭の位置関係が異なる場合、それに伴って演奏は変わるのでしょうか?? なんだか自信が持てない感じで弾いてきて、三段目でようやく拍子がつかみやすい進行になって、開放された気持ちになります。

あと、この曲はよく短いフレーズ(1小節分)が三回繰り返されることが多いのですが(だいじなことなので三回いいました、みたいな)、この三回はどのように、一本調子を避けて弾けばいいだろうか、とか。

ま、とにかく謎が多いんです。ほんとは、先日ブラームスをレッスンしてもらった先生のところへ一度でもレッスンに持っていきたかったのですが、日にちがどこにもありません(-_-;; 自力でどうにかするしか。

こないだの記事じゃないですけど、自分で指揮をするようなつもりで、ゆーっくりと弾いてみると、理屈はよくわかりませんがおしゃれな曲です。最後のページで、テーマのときと同じ進行が、調を変えて繰り返されるのですが、ややこしくないわりに渋かっこいいというか、ちょっと低くなった音が、ささやくような雰囲気。

とりあえず、自分では味わって(表現できてるかどうかはともかく)弾いてみたいなと思います。


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2 コメント

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このフレーズは (shig)
2011-05-30 03:31:52
奇妙に押し込まれ中断されているヘンな拍子だと感じてるならそれが正しいんです。ラヴェルはいつだって楽譜に魔法をかけてるんだから。
ポイントとしては、フレーズの開始のfは上拍にあるということです。当たり前のことを言ってると思われるかもしれませんが日本人はなかなか上拍をちゃんと取れないんですよね。
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> shigさんへ (アンダンテ)
2011-05-31 07:13:54
ありがとうございます(^^)
ヘンと思えばヘンなままでも、と思うとちょっと気が楽ですね。というか魔法ねー、確かに。

> 日本人はなかなか上拍をちゃんと取れないんですよね。
はい、私もベタに日本人だもんで…
返信する

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