アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「正確に」リタルダンドするには-バイオリンレッスン(44)

2010年11月19日 | バイオリン
今回のレッスンは「57 メヌエット(ベートーベン)」から。

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ここいらへんから後、二巻の最後まではなんの説明も基礎練習もなく、ひたすら曲があるだけ。何か自主的にセヴシックでも混ぜて持っていったほうがいいのかもしれないけど、ついレッスンの時間めいっぱい曲を弾きたくて(^^;; 何もしてませんが。

ま、自分で弾いておけばいいのか…

ベートーベンさんの曲は、こんなちょろっとの曲でもなんか無駄に堂々としているというか、ドミソドミソ~な感じです。おもしろい曲?? かというとそうでもないんだけど(少なくとも聞いていてそんなに楽しくないと思う)、弓の使い方としては難しい、おもしろいという感じ。

フォルテとかフォルテッシモのときに弓をたくさん使うというのが自分的にはこの曲のテーマだなと思うのだけど、これが難しくて。先生がやると、スタッカートであってもスーッと長めに弓を使って美しくて強い音が出るんだけど。私がやると、長く使おうとすると音が裏返ったり、強い音を出そうとすると強く押し付けちゃって濁ったり、どうも難しいですな。ともかく先生もそんなに好きな曲じゃないらしくて、たいして弾けてないけどマルもらいました(もういいや的な)。

今回のメインは「58 ガボット(リュリ)」。前回はスラーの処理とかの説明がちょろっとあっただけなんだけど、今回はフレーズのまとまり、強弱と弓の配分についてつっこんでいく。だんだん曲らしくなってくるとほんとに弾いていても気持ちいいです。

おもしろいなと思ったのが、「リタルダンドの作り方」。ただゆっくりしていけばいいと思うと不正確になるというか、不正確って何なんだよこの場合というツッコミはあるでしょうが、遅くなり方に説得力がなくなってしまうというのかな。

なので、拍の数え方をだんだん細かくしていく。

二分音符で数えていたのを、次の小節では四分音符、次の小節前半では八分音符、後半では十六分音符で。
ターンターンタンタンタンタンタタタタタタタタタタタタ
と刻んでいくと自然にゆっくりしやすい。



もうひとつのポイントは、音階っぽいところをエチュードみたいにしないこと。これは前回も言われたんだけど、そのときは「まとまり」を考えて細かいさりげない隙間を空けることをメインに言われた。今回は、音程の盛り上がりで大きく、ということで弓の幅も広くしていく。



おー、曲っぽくなった(^^)
これは次回仕上げということで。

次は「59 ロマンス(リーディング)」も見てくるということでちょこっと説明。この曲は、どこが難しいというんじゃなくて、どうフレージングするかという、歌い方の問題になってくるらしい。

ところで、この次の曲は「ガボット(リュリ)」ん?? さっきあったよね?? この書き方じゃ、「ノクターン(ショパン)」みたいなもんで、だからどれだよってレベル。アバウトですね。

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