アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

見る専の囲碁将棋

2017年11月19日 | 生活
あまり知られていないことですが(本人もずっと忘れていましたが)、私とよしぞうが結婚するときにした約束で
「定年までに、囲碁も将棋も初段以上になっておこう」
というのがありました。

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ま、若気の至りというか…
約束が無謀かどうかという話ではなく、方向性が「若い」。つまり、夫婦は共通の趣味があったほうがいいと思っていたわけですね。今はわりと、話のノリさえ合っていれば趣味が合ってる必要は全然ないというか、むしろあんまり一致してても息苦しい(笑)とすら思ってるんですけど

まぁそれはそれとして

お互い定年になって時間ができたら、いっしょに囲碁と将棋を楽しめるようにという、そういう趣旨です。
指す(打つ)ならそりゃある程度実力が揃ってるほうが楽しいわけで…もちろん同じである必要はないですけど…あんまりわからないとつまらないだろうということで、ざっくりした線引きが初段でした。

学生時代、
私は将棋が初段くらい、囲碁はルールがだいたいわかるくらい、
よしぞうは囲碁が初段くらい、将棋は8級とかそんな感じ?(推定)
それを、強いほうに揃えようっていうことです。

結婚してからしばらく、子どもがいない間、いっしょにテレビ将棋を見たり将棋指したり道場行ったり大盤解説会に行ったり将棋雑誌見たりしてたので、なんだかんだでよしぞうは初段近くまで来た模様です。

模様ですって何かっていえば、棋力が近くなったらもう私が指したがらなくなったから(笑)

実は私はかなり負けず嫌いで、というか負けることが嫌いで、負けず嫌いといったらたいてい、勝つように頑張る人のことをいうと思いますが、私の場合は勝ったり負けたりするくらいならとにかく勝負はしたくないという意味。将棋や囲碁なんて弱かろうが強かろうが勝ったり負けたりするものですから所詮、不向きなんです。

それなら学生時代はなぜ一時的にせよ将棋にハマったかというと、そもそも将棋にハマったというよりは、二枚落ち(上手は飛車角なしのハンデ戦)がおもしろかったんです。あれは対等な勝負じゃないので、負け続けているとしても勝負に負けているというより「教えてもらっている」感じですし、そしてどこかには「正解」というものが存在するわけです。

だからもしかして最初っからよしぞうが私より大駒一枚以上強くて駒落ちで「教えてくれてた」としたらそれなりに続いたかもしれません。

ともかく、私は夫婦で(対等な勝負をして)勝ったり負けたりなんてまっぴらごめんだということに気が付いたのでさっさと約束を反故にして、勝ち負けのない、そして夫婦そろった趣味でもないピアノにハマって現在に至ります。

今さら、「定年後に夫婦で指す/打つ」前提で囲碁将棋をやる気はまったくないんですけど…

でも、ひょんなことから(藤井くんブームとか)スマホに将棋アプリを入れてみると、いやいい時代になったな~見る専の楽しみが広がったなと。アプリというのは日本将棋連盟公式のもので、プロ棋戦がリアルタイムで観戦(棋譜+解説)できます。画像とか送るのと違って、地下鉄の中でも問題なくさくさく見られますから、通勤時間にもってこいです。

あらためて見てみると、これがとてもおもしろくて、このおもしろさは、過去の自分が将棋に時間を注ぎ込んでくれたおかげ。これまた人生の実りの刈り取りの一形態です。

アプリに限らず、ネットなどでいろんな中継が増えていて、選択肢は大きく広がりました。

そしてまたひょんなことから、今我が家では囲碁ブームが到来していまして、今日はなんだか家族四人(下宿しているまたろう除く)でヒカ碁を読み漁って夜ごはんのときにはテレビ碁を見てました。

いっしょに見るって楽しいです。勝ち負けじゃないしね!! 囲碁はよくわからないんですが解説がついてればちゃんと勝負の流れをどきどきわくわく味わえます。もちろんもっとわかってるほうがもっと深く楽しめるけど。見る専と割り切れば今から定年後のための囲碁の楽しみを計画するのもぜんぜん遅くはないと思います。たとえば、碁を習いにいくのが定年後にズレ込んだとして、初段になるには遅くても、観戦の楽しみを深めるという意味では十分ですから。

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楽譜工作して歌の伴奏

2017年11月18日 | ピアノ
今日は、海実さんを囲んで「ばんたの(素人が伴奏を楽しむ会、改め、ピアノももっとアンサンブル!!)」の合わせ練習会でした。

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合わせ練習前日に焦って練習しているのはまぁいつものことで驚きませんが、
昨日はそれどころじゃなくて焦って楽譜工作していました。

楽譜工作とは何か…!?

弾きたい曲は二つあって、一つは
歌+ピアノ
の楽譜が見つかったんだけれども
もう一つは見つからなくて、
なんか読めない古い記譜法のやつ(爆)とか、なんとか読めるやつは四人で歌うバージョン。

ちなみに、楽譜があったほうのは
John Dowland - Come again: sweet love doth now invite
で、なかったほうのは
John Dowland // Fine knacks for ladies
なんだけど、

この四人で歌う楽譜から、歌+ピアノ伴奏に直してたの。
それって、「編曲」じゃないの、って…
ちっちっちっ 私がそんな高度なことできるはずがありません。


このように、四段の譜面になっているところ、テノール部分は切り捨ててつなぎます。



それから、捨てちゃったテノールさんの音を、手書きで下の二段のいずれかに書き加えます。以上。

弾いてみると…まぁだいたいはこんな曲だよな

しかしなんとなく、ピアノ伴奏っぽくない気がする(^^;;

今日合わせてみて、ちょっと気になるところもあるけど、ま、いっかっ、てことにして、繰り返しとかテンポとか決めて、じゃあ練習して当日ちょっと合わせて行っちゃえってことになりました。いいのか自分。

上にリンクしたYouTubeだとやたら繰り返し多いんだけど、なんかただ繰り返してもねぇ?? 聞いてるほうは飽きるんじゃないか…何度も繰り返すのって、がやがやしてどうせ真面目に聞いてないとかそういう前提なんじゃないだろうか、演奏会方式ならもっとコンパクトなほうがよかろうとかそんな話をしていました。

「ばんたの」の合わせのあとは、初見の合わせものとかで遊んで、楽しい一日でした。

フォーレの「夢のあとに」はバイオリンのほうもピアノのほうも弾いてみたよ。
あと、きーちゃんさんが中川Vn先生と合わせる予定のショスタコーヴィチの、スパーリング・パートナーやったり。

やっぱり合わせもの楽しい。んで、いつも思うのはせっかく合わせられるんだから練習しとけばよかった!! 

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うまいっぽいピアノ

2017年11月17日 | ピアノ
タモリのでたらめ外国語って聞いたことあります?

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フランス語とか中国語とか、次々別の外国語を…上手にしゃべってるっぽく、発音とか流れとかがそれらしくて、ちゃんとフランス語とか中国語に聞こえるのですが(といったって聞くほうもフランス語も中国語も知らないで聞いてるわけですが)、中身はデタラメです。

世の中、いくつもの外国語を堪能にしゃべれる人ならいるかもしれませんが、あんなに上手にデタラメでしゃべれる人はタモリをおいてほかにはいないんじゃないでしょうか。

ところで、タモリがその調子で「ピアノ」を弾いた動画がありました。
やってる風ピアノ

いや~うまいですね、っていうか芸ですねこれは。

世の中、ほんとにピアノがうまい人なんていくらでもいるんですが、うそっこ(?)のピアノがこんなにうまい人はタモリをおいてほかにはいないんじゃないでしょうか。

実は、デタラメ曲といっても、聞いた感じ、音が汚くならないように工夫がされています。ご本人は「白鍵だけを弾くのがコツ」といっていますがそれだけではこんな感じになりません。変でなく聞こえる音の組み合わせをわかってつなげていると思います。
(ジャズのアドリブ的な?)

そして、音はテキトーでも、ノリというかリズムや進行だけは曲っぽく。

強弱(動作含む)を適宜つけてメリハリあるフレーズ感を作る。

それと…自信持って堂々と弾く。コレ、最重要ポイントですかね。


我々、練習したクラシック曲を弾いてるときというのは、もうね、どういう音を弾けばいいのか決まってるんだし、その音の並びはもう素敵なように設計済みなわけで、この「芸」に比べるとたいそう有利なポジションにいるはず…ではないでしょうか。

なのに「うまいっぽいピアノ」にすら聞こえない、説得力がないとすれば何か問題があるとしか(爆)

上記を応用するとすれば、
・とにかく音が多少違ったとしても、なるべくなら「きちゃない」音にならないように、関連する音を叩く(笑) コードの範囲内の音とか
・不幸にして「あっしまった」音になってしまっても決して顔や態度には出さず、ドヤ感を漂わせたまま弾く
・ノリというかリズムや進行は死守。

ってことでしょうか。

ところでここまで考えてみて思ったのですが、つまりそういうことができるってのはピアノが(ある意味)うまいってことで、そもそもタモリはピアノが下手じゃないんじゃないか疑惑が…

ま、ともかく。

ステージ上では堂々と、私の演奏素敵でしょって感じを醸し出して弾きましょうね(^^)


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どんどんがんがん系の曲

2017年11月16日 | ピアノ
ふだんは「しっとり系の曲」が多いんですが…難しい曲に挑戦するといってもプロコフィエフのロミジュリのように、ややこしくはあってもどんどんがんがん系ではまったくない。

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思い切ってショパンのエチュードに手を出すといってもエオリアンハープ。

まぁそんな感じなんですけど…

バルトークのルーマニア舞曲、最終曲みたいな「一度にたくさんの音を」連続して押さえていく系の曲を弾こうとすると、なんとなく鍵盤に押し負けているというか、十分鳴らせていない感じ。

もちろん力任せに叩いて汚い大きい音を出してもしょうがないですが、
もごもごしてたらダメで、こう…すぱーん!! といきたいですね。

めるちゃんがうちに来てからも、おとなしくきれいに鳴らすことのほうが圧倒的に多かったので、こういう曲の練習をしていると新鮮です。でも我ながら下手だなぁというか

いろいろ試しているとときどき、「あっコレ!!」と思えるイイ音が出ることがありますが、安定しません。どうやったら「すぱーん!!」って鳴ったのか自分でもよくわからない(^^;; 「物理」の問題だと思うのだが、解けない(!?)

伴奏モノなのでルーマニア舞曲はレッスンに持っていきませんでしたが持っていって音の出し方を教わったほうがよかったかもしれません。でもせっかく持っていくならソロ曲がいいよねぇ

最近気になる、YouTubeでよくリピしてる曲は同じくバルトークの
「組曲」コチシュ演奏で

…いいよねぇ(^^) しかしこれをレッスンに持っていこうとしてもハードル高すぎて、早くても10年後とかになりそうだからやっぱり一度は譜読みしたあの曲かな

ラフマニノフ 前奏曲op23-5

「あつい」曲縛りの練習会のときネタで弾いた(弾いたというか弾けてなかったというか)んですが、まぁあんまりにも弾けないし似合わないので恥ずかしくてレッスンに持っていけなかったんです。

…持っていったらおゆき先生呆れるかなぁ~まぁ、既に百ぺんくらいは呆れさせてるからもういいんだけど。ということでココで予告しましたので(笑)年明けくらいに持っていくかも。

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とっさに和音をつかむ

2017年11月15日 | ピアノ
昨日の記事で挙げた譜例のように、和音が連続してて飛んでる曲…

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なんてのは、そういえば弾いたことがほとんどありません。

まぁそういうの苦手だってわかってるから、というのもあるけど、
そもそも好きになる曲があんまりそういうのじゃない、ということもあります。

でも、今回(久々に?)弾いてみたら、

昔より苦手じゃないかも!!(本人にしかわからない顕微鏡的進歩)


別に「トシだから」ピアノなんて上達しない、と思っているわけではありません。
自分より年配の人だって、進化して素敵な演奏になっていく人ならいろいろ見てますし、
自分でも数年前と比べればいろんな面でマシになってるとは思います。

いろいろ新たに「理解する」ことって、まだまだイケると思いますし、
そしたら演奏だって改善したりするわけですから。

でも、
しゅっと長い距離を移動して
さっと弾くべき(複数の)音をつかむ
ってのは運動性能の話なんで、そんなに期待していませんでした。

つまり、今とりあえず弾けるような曲を、
もっと素敵に弾けるようになることはたぶん(きっと)あると思っていましたが、
今、どうにも手がつけられないような(バリバリ方面の-笑)曲を弾くようになることは
あまり考えなかったんですけど、

でもそういったことも「慣れ」で(ふつうは「練習で」というのだろうけど)改善していくことがあるのですねぇ

もし10年後、今より「難曲」に手がつけられるようになってたら、何弾きたい??
一生の憧れ曲ってやつですね。


ま、よくあるたぐいは
「英雄ポロネーズ」とか
「ラ・カンパネラ」とか
だけどそれは個人的にあんまりそそられないので

えっと(←さっと浮かばない)
考えとこっと(以下妄想…)

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